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角隠し[つのかくし]
角隠し(つのかくし)は、和式の婚礼の儀において、花嫁が文金高島田(ぶんきんたかしまだ)と呼ばれる、日本的な高い髷(まげ)を結った髪の上に、頭を覆う形で被る帯状・幅広の布を言う。(長方形型の一枚の布を、前ひさしを覆うようにして付け、後ろにまわして髷のところでとめる。)素材は白絹であることが多い。 白無垢(しろむく)・色打掛(いろうちかけ)のどちらに対しても用いることができるが、最近では白無垢には綿帽子(わたぼうし)と呼ばれる頭部の数倍の大きさの楕円状の帽子を、色打掛には角隠しを用いることが多い。お色直しを経て、1度の式でそれぞれ両方を着ることもある。 == 目的 == 様々な由来(後述)が諸説紛々であるためにはっきりしないが、現在では俗説として次の2つが言われることが多い * 女性が嫁入りするにあたって、怒りを象徴する角を隠すことで、従順でしとやかな妻となることを示す * かつて女は嫉妬に狂うと鬼になると言われていたため、鬼になることを防ぐための一種のまじない
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「角隠し」の詳細全文を読む
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