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解慕漱[かいぼそう]
解慕漱(かいぼそう、ヘモス)は、夫余の神話上の建国者。 == 概要 == 『三国史記』や『三国遺事』〔三國遺事 卷一 高句麗 … 壇君記云君與西河河伯之女要親有產子名曰夫婁〕によれば、解慕漱は天帝の子であり、五龍車に乗って紀元前58年に訖升骨城に降り立ち、北扶余を建国した。解慕漱は弓の名手で優れた戦士であり、 自らの王国である北扶余の多くの敵を征服したという。彼との間の息子に解夫婁と朱蒙がいた。この朱蒙は高句麗の伝説上の建国者である。 解慕漱(ヘモス)は檀君神話に登場する「桓雄(ハムス)」と類音で「太陽が光り輝く」という意味であり漢字の当て字の違いにすぎず、元々は解慕漱と桓雄は同一の太陽神であった。従って実在した人間ではなく、この伝承は王権起源神話であって歴史事実ではない。解慕漱は高句麗の建国を述べた中国の古記録や好太王碑にも現れないが、それは高句麗が扶余を征服したのちにその伝説を取り込んだからと考えられている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「解慕漱」の詳細全文を読む
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