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詩人の恋[しじんのこい]
『詩人の恋』(しじんのこい、''Dichterliebe'' )作品48は、ハインリヒ・ハイネの詩によるロベルト・シューマン作曲の連作歌曲である。1840年(シューマンの「歌曲の年」)作曲。 == 概要 == シューベルトを継ぐ代表的ドイツ歌曲作家となったシューマンの、最も有名な歌曲集であるが、典型的ピアノ作曲家の彼らしく、ピアノ伴奏も声楽にも増して表現力豊かである。ハイネの詩集「歌の本」(''Buch der Lieder'' )の中の「叙情的間奏曲」(''Lyrisches Intermezzo'' )によるが、全20篇のうち収録されたのは16曲である。ハイネは代表的ロマン主義文学者でありながらドイツ・ロマン主義への批判精神を失わないのが特徴であるが、詩の中に盛り込まれた皮肉をシューマンがどれほど音楽的に表現しえたかについては、ドビュッシーなどにより議論の的にされている。 なお、同詩集からは他に『リーダークライス』(作品24)も同年に作曲されている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「詩人の恋」の詳細全文を読む
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