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誉田丸山古墳[こんだまるやまこふん]
誉田丸山古墳(こんだまるやまこふん)は、大阪府羽曳野市誉田567に所在する円墳。古市丸山古墳とも呼ばれている。古市古墳群に属する古墳の1つである。この古墳出土とされる金銅装馬具類が近在の誉田八幡宮に所蔵され、現在は国宝に指定されている。 == 概要== 誉田御廟山古墳の拝所(歴代天皇陵に治定されている古墳には宮内庁によって拝所が設けられている)の参道左手に所在する古墳である。宮内庁によって応神天皇恵我之荘藻伏岡陵の域内陪塚に治定され、墳丘への立入りは禁止されている。径50m、高さ7mの円墳である。造出しが付く可能性が指摘されている。墳丘の北側にそって窪地があるので、周濠があったようである。 墳丘の斜面に葺石と思われる河原石が観察できる。墳丘裾には円筒埴輪列が設けられていたようである。墳丘頂には形象埴輪が散布していたと京都帝国大学の浜田耕作が報告している。京都大学総合博物館には当古墳のものとされる家、衣蓋(きぬがさ) 盾、靫などの形象埴輪が保管されている。宮内庁が実施した墳丘東側裾の発掘調査では円筒埴輪が出土している。内部主体については不明である。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「誉田丸山古墳」の詳細全文を読む
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