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調連淡海 : ウィキペディア日本語版
調淡海[つき の おうみ]
調 淡海(つき の おうみ〔旧仮名遣いでの読みは「つきのあふみ」〕、生没年不詳)は、日本の飛鳥時代の人物である。は首のち位階正五位上
672年壬申の乱のとき、大海人皇子(天武天皇)の舎人として付き従った。乱の後、『調連淡海日記』を記した。701年に紀伊行幸に従った。727年にも高齢で存命であったが、没年は不明である。
== 出自 ==
調氏(調首)は百済渡来氏族で、応神朝に帰化した百済人の努理使主の後裔とする〔『新撰姓氏録』左京諸蕃〕。努理使主の祖先は人ともされ〔太田亮『姓氏家系大辞典』角川書店、1963年〕、孟献子蔑(春秋時代三桓氏の一つ孟孫氏の一族)に始まる系図もある〔鈴木真年『百家系図稿』巻9,永岑宿禰(宝賀寿男『古代氏族系譜集成』古代氏族研究会、1986年)〕。租税の一つである調の管理・徴収に従事したことが由来とされる〔。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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