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論理積の消去 : ウィキペディア日本語版
論理積の消去
論理積の消去(ろんりせきのしょうきょ、)(論理積の除去選言除去則\and-除去則〔 Sect.3.1.2.1, p.46〕〔Copi and Cohen〕〔Moore and Parker〕〔Hurley〕は、命題論理における妥当性のある推論規則のひとつである。もし、「PかつQ」とい命題が真であれば、「P」という命題が真であり、同時に「Q」という命題も真であることを指す。この規則を用いることによって、論理積(「かつ」、「\and」)で結び付けられた命題の片方を抽出することができる。例えば、「雨が降っており、土砂降りである」という命題が真であれば、「雨が降っている」という命題は真である。この規則は、下記のように、
:\frac
および、
:\frac
の2つの記述をすることができる。ここで、命題「P \land Q」が証明のなかのどの行に出てきても、その後の行において、命題「P」もしくは命題「Q」を示すことができるものとされている。
== 形式的な記法 ==

論理積の消去の推論規則は、シークエント記法では、
: (P \land Q) \vdash P
および、
: (P \land Q) \vdash Q
と表すことができる。ここで、「\vdash」は、ある論理の形式体系において、命題「P」が「P \and Q」の論理的帰結であり、命題「Q」もまた「P \and Q」の論理的帰結であることを表す、メタ言語の記号である。
この推論規則はまた、命題論理における真理関数トートロジーもしくは定理として、
:(P \land Q) \to P
および、
:(P \land Q) \to Q
と表される。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「論理積の消去」の詳細全文を読む



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