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論理診断[ろんりしんだん]
論理診断(ろんりしんだん)とは,LSI など論理回路の設計中に混入した論理設計誤りを最小の変更で自動修正する技術のことである。論理診断は英語では Error Diagnosis と記す。 ==概要==
満たすべき機能仕様と実際に設計した回路(以下,実回路)を入力に与えることで,実回路を最小の変更で機能仕様と論理的に等価になるように,変更箇所とその箇所をどの様に変更すればよいかを求める技術である。 最小の変更により所望の論理を得るため,既存の回路情報の大部分を生かしたまま再設計が可能となり,再設計にかかる人的,時間的,金銭的コストの削減を見込むことができる。 これらに関する研究は,1990 年代初頭から大学などで研究が始まった。現在,論理診断に関する研究は世界的にほとんど行われておらず,国内では神戸大学大学院工学研究科電気電子工学専攻集積回路情報研究室 が論理診断の研究で有名である。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「論理診断」の詳細全文を読む
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