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諸桧岳(もろびだけ)とは、岩手県八幡平市と秋田県仙北市との県境にある山である。 == 概要 == 標高は1,516m。畚岳と嶮岨森をつなぐ縦走路が山頂を通過している。東麓の標高1,200m付近には秋田県道・岩手県道318号八幡平公園線(八幡平樹海ライン)が南北に走る。 諸桧とは、アオモリトドマツ(オオシラビソ)の方言である。アオモリトドマツは青森県が分布の北限であるが、この地区が群生密度が日本一と言われている。標高が低い場所では樹高30mを越える巨木になることもあるが、山頂付近では風雪にさらされ大きくなれない。 諸桧岳山頂の標識は、諸桧岳最高点から北西約300mの登山道が直角に曲がっている点に設置されている。 山頂は平坦になっており、一面ハイマツが茂っている。斜面は広く、石沼(いしぬま)という沼をはさんで、1,481mの前諸桧岳がある。山麓は笹藪の中にオオシラビソが茂っている。前諸桧岳の南西には大きなめがね沼がある。 石沼には多数の石がある。石沼の水量は大きく変化し、ほとんど干上がることもある。石沼は干上がることもあるせいか、植物はあまり生えていないが、この付近にある他の沼にはミツガシワなどの植物が生えている。 水沢競馬場では諸桧岳レースが4月と6月に開催されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「諸桧岳」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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