|
講談社ノンフィクション賞(こうだんしゃノンフィクションしょう)は講談社が主催するノンフィクションを対象とした文学賞である。1979年創始され、毎年9月に講談社エッセイ賞とともに発表される。副賞100万円。 ==歴代受賞作== *第1回 (1979年) *柳田邦男『ガン回廊の朝』(講談社) *立花隆『日本共産党の研究 上・下』(講談社) *第2回 (1980年) *亀井宏『ガダルカナル戦記 1・2・3』(光人社) *第3回 (1981年) *平尾和雄『ヒマラヤ・スルジェ館物語』(講談社) *大村幸弘『鉄を生みだした帝国』(日本放送出版協会) *第4回 (1982年) *徳永進『死の中の笑み』(ゆるみ出版) *松下竜一『ルイズ-父に貰いし名は』(講談社) *第5回 (1983年) *塩田潮『霞が関が震えた日』(サイマル出版会) *第6回 (1984年) *本田靖春『不当逮捕』(講談社) *第7回 (1985年) *関川夏央『海峡を越えたホームラン』(双葉社) *第8回 (1986年) *長尾三郎『マッキンリーに死す』(講談社) *塚本哲也『ガンと戦った昭和史 上・下』(文藝春秋) *第9回 (1987年) *吉岡忍『墜落の夏 日航123便事故全記録』(新潮社) *第10回 (1988年) *三神真彦『わがままいっぱい名取洋之助』(筑摩書房) *第11回 (1989年) *辺見じゅん『収容所(ラーゲリ)から来た遺書』(文藝春秋) *大泉実成『説得 エホバの証人と輸血拒否事件』(現代書館) *第12回 (1990年) *後藤正治『遠いリング』(講談社) *木村裕主『ムッソリーニを逮捕せよ』(新潮社) *第13回 (1991年) *工藤美代子『工藤写真館の「昭和」』(朝日新聞社) *高橋幸春『蒼氓の大地』(講談社) *第14回 (1992年) *野田正彰『喪の途上にて 大事故遺族の悲哀の研究』(岩波書店) *渡瀬夏彦『銀の夢 オグリキャップに賭けた人々』(講談社) *第15回 (1993年) *井田真木子『小蓮の恋人』(文藝春秋) *立石泰則『覇者の誤算 上・下』(日本経済新聞社) *第16回 (1994年) *下嶋哲朗『アメリカ国家反逆罪』(講談社) *辺見庸『もの食う人びと』(共同通信社) *第17回 (1995年) *岩川隆『孤島の土となるとも BC級戦犯裁判』(講談社) *合田彩『逃(Tao) 異端の画家・曹勇の中国大脱出』(文藝春秋) *第18回 (1996年) *岩上安身『あらかじめ裏切られた革命』(講談社) *第19回 (1997年) *野村進『コリアン世界の旅』(講談社) *山田和『インド ミニアチュール幻想』(平凡社) *第20回 (1998年) *北島行徳『無敵のハンディキャップ 障害者が「プロレスラー」になった日』(文藝春秋) *中村智志『段ボールハウスで見る夢』(草思社) *第21回 (1999年) *高沢皓司『宿命 「よど号」亡命者たちの秘密工作』(新潮社) *第22回 (2000年) *ドウス昌代『イサム・ノグチ 宿命の越境者 上・下』(講談社) *高山文彦『火花 北条民雄の生涯』(飛鳥新社) *第23回 (2001年) *大崎善生『将棋の子』(講談社) *第24回 (2002年) *斎藤道雄『悩む力 べてるの家の人々』(みすず書房) *高木徹『ドキュメント戦争広告代理店』(講談社) *第25回 (2003年) *溝口敦『食肉の帝王』(講談社) *渡辺一史『こんな夜更けにバナナかよ』(北海道新聞社) *第26回 (2004年) *岩瀬達哉『年金大崩壊』(講談社)『年金の悲劇--老後の安心はなぜ消えたか』(講談社) *魚住昭『野中広務 差別と権力』(講談社) *第27回(2005年) *奥野修司『ナツコ 沖縄密貿易の女王』(文藝春秋) *中川一徳『メディアの支配者』(講談社) *第28回(2006年) *沢木耕太郎『凍(とう)』(新潮社) *田草川弘『黒澤明VS.ハリウッド 「トラ・トラ・トラ!」その謎のすべて』(文藝春秋) *第29回(2007年) *最相葉月『星新一 一〇〇一話をつくった人』(新潮社) *鈴木敦秋『明香ちゃんの心臓 (検証)東京女子医大病院事件』(講談社) *第30回(2008年) *城戸久枝『あの戦争から遠く離れて 私につながる歴史をたどる旅』(情報センター出版局) *西岡研介『マングローブ テロリストに乗っ取られたJR東日本の真実』(講談社) *原武史『滝山コミューン一九七四』(講談社) *第31回(2009年) *佐野眞一『甘粕正彦 乱心の曠野』(新潮社) *第32回(2010年) *中田整一『トレイシー 日本兵捕虜秘密尋問所』(講談社) *堀川惠子『死刑の基準-『永山裁判』が遺したもの』(日本評論社) *第33回(2011年) *角岡伸彦『カニは横に歩く 自立障害者たちの半世紀』(講談社) *森達也『A3(エースリー)』(集英社インターナショナル) *第34回(2012年) *大鹿靖明『メルトダウン ドキュメント福島第一原発事故』(講談社) *安田浩一『ネットと愛国 在特会の『闇』を追いかけて』(講談社) *第35回(2013年) *角幡唯介『アグルーカの行方 129人全員死亡、フランクリン隊が見た北極』(集英社) *高野秀行『謎の独立国家ソマリランド そして海賊国家プントランドと戦国南部ソマリア』(本の雑誌社) *第36回(2014年) *清武英利『しんがり 山一證券 最後の12人』(講談社) *第37回(2015年) *眞並恭介『牛と土 福島、3.11その後。』(集英社) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「講談社ノンフィクション賞」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|