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講談社児童文学新人賞(こうだんしゃじどうぶんがくしんじんしょう)は講談社が主催する公募新人文学賞である。対象作品は児童向けかつ未発表の児童文学(創作童話、小説、絵本など)。1959年、講談社創立50周年記念として「講談社児童文学作品」の名称で創設、その後改正により第5回から「講談社児童文学新人賞」となった。 現在の選考委員は、小林深雪、那須田淳、茂市久美子に講談社の第二出版部長を加えた4名。 受賞者には正賞として賞状・記念品、副賞として50万円が授与される。 ==受賞作の一覧== === 第1回から第10回 === * 第1回(1960年) - 吉田比砂子 『雄介のたび』、松谷みよ子 『龍の子太郎』 *佳作:森一雄『金と銀の道』、佐川茂造『足彦君海へ行く』、山中恒『サムライの子』 * 第2回(1961年) - 立原えりか 『でかでか人とちびちび人』、西沢正太郎 『プリズム村誕生』 *佳作:山下喬子『プファ少年』、佐川茂『山男先生と人魚先生』、池谷二郎『傷のある靴を捜せ』 * 第3回(1962年) - 米沢幸男 『少年オルフェ』、佐川茂 『ルミナの座敷』 *佳作:那須田稔『ぼくらの出航』、足立俊『川をはさんだ二つの国の物語』、向山武直『ころりん山ところの話』 * 第4回(1963年) - 竹野栄 『ブチよしっかりわたれ』、岩崎京子 『シラサギ物語』 *佳作:大橋幸子『霧の中を見るめがね』、荻原恵美子『「アンネ」と「アンヤ」』、藤田孝美『カッパの国無銭旅行記』 * 第5回(1964年) - 赤座憲久 『大杉の地蔵』、福永令三 『クレヨン王国の十二カ月』 *佳作:山県喬『たこの木学校』、西村志津代『孔雀の羽』、皆川博子『やさしい戦士』 * 第6回(1965年) - 生源寺美子 『草の芽は青い』、岡村太郎 『いつか太陽の下で』 *佳作:香山彬子『トウスケとチョウゲンボウ』、吉田蓉理子『クリの木の下で』、岡野美枝子『ヨシオの冒険』 * 第7回(1966年) - 香山彬子 『シマフクロウの森』 *佳作:香山彬子『金色のライオン』、中川昭『ぼくの前に道はない』、後藤竜二『天使で大地はいっぱいだ』、勢田十三夫『ラーゲルの少年』 * 第8回(1967年) - 該当作なし *佳作:瀬尾七重『ロザンドの木馬』、中村一雄『ビルマの耳飾り』 * 第9回(1968年) - 松林清明 『火の子』 *佳作:森山京『子りすが五ひき』 * 第10回(1969年) - 該当作なし *佳作:武田英子『海のかがり火』、日野多香子『風の花ぞの』、千北ゆずる『プラスチックの空』、北里洋介『球形の地底都市モホロ』 === 第11回から第20回 === 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「講談社児童文学新人賞」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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