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謝承 : ウィキペディア日本語版
謝承[しゃ しょう]
謝 承(しゃ しょう、生没年不詳)は、中国後漢末期から三国時代にかけての人物。偉平揚州会稽郡山陰県の出身。父は謝煚。叔父は謝貞。姉は謝夫人孫権夫人)。子は謝崇・謝勖。
== 生涯 ==
博学で見識が広く、一度見たり知ったりした事は、一生涯忘れる事が無かったという。特に後漢の歴史についての見聞が深かった。呉郡の督郵を務めた。孫権に嫁いでいた姉が死去して十数年後、五官郎中に任じられ、やがて長沙東部都尉・武陵太守に昇進した。
著書に、『後漢書』〔現代に残る范曄撰『後漢書』とは別物。記録に残る後漢書の中で一番古い書。〕130巻・『会稽先賢伝』7巻があるが、いずれも散逸している。中華民国魯迅は、『太平御覧』から謝承の部分を抜いて書き出し、1巻相当分を復元している。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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