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謝肇セイ[しゃ ちょうせい]
謝肇淛(しゃ ちょうせい)(1567年-1624年)は明朝の文人、官人。字は在杭、福建省長楽県出身。 1567年(隆慶元年)に生まれた。若い時から徐熥、徐火勃、曹学佺等と結社を作った。1592年(万暦20年)に壬辰科の進士となり、湖州、東昌推官、南京刑部主事、兵部郎中、工部屯田司員外郎を経て、1621年に広西按察使に任じられた。官位は、広西右布政使に至った。〔 『明史•巻二百八十六』:閩中詩文,自林鴻、高棅後,閱百餘年,善夫繼之。迨萬曆中年,曹學佺、徐勃輩繼起,謝肇淛、鄧原岳和之,風雅復振焉。……肇淛,字在杭。萬曆三十年進士。官工部郎中,視河張秋,作『北河紀略』,具載河流原委及歷代治河利病。終廣西右布政使。〕 謝肇淛はかつて詔によって、河道の治水を命じられ1年で完成させた。あわせて、その経験を『北河紀略』に記した。彼は袁宏道から『金瓶梅』を借りている〔袁宏道在『與謝在杭書』中說:“仁兄近況何似?『金瓶梅』料已成誦,何久不見還也?”〕。 1624年(天啓四年)に亡くなった。彼の撰した『五雑組』(全16巻)があり、そこには、多く風物や掌故が記されている〔魯迅:『中國小說史略』第十四篇元明傳來之講史(上)〕。その他に、『文海披沙』、『文海披沙摘錄』等を著している。 == 注釈 ==
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