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警察庁広域重要指定112号事件 : ウィキペディア日本語版
藤沢母娘殺人事件[ふじさわおやこさつじんじけん]
藤沢母娘殺人事件(ふじさわおやこさつじんじけん)は、1982年昭和57年)5月27日神奈川県藤沢市容疑者の男が女子高生とその家族3人を惨殺した事件である。この事件以外に、2人を殺害していたことが逮捕後に判明された。一連の事件は警察庁広域重要指定事件112号に指定された。
== 事件 ==
1982年5月27日夜、会社員の男性が帰宅すると家の中で2人の娘が刃物で殺害されているのを発見した。110番通報するも電話が繋がらず、隣家の電話で通報する(後に電話線を切断されていたことが判明)。やがて駆けつけた警察官が勝手口で殺害された会社員の妻を発見。いずれも刃物でメッタ刺しにされており、妹の腕には文化包丁が、妻は小刀が背中に突き刺さったままだった。また台所には新品の刺身包丁が血だらけになって転がっていた。
被害者たちと違う血液型血液が検出されたこと、家人に見覚えのない文化包丁や刺身包丁や小刀の存在から、警察は怨恨による殺害と断定。さらに上の娘に会わせろと執拗に家に訪ねてきた男の電話番号を記したメモから、容疑者である男Fが浮上、6月14日埼玉県大宮市でFを逮捕した。
逮捕後、Fが事件前に金のトラブルから仲間1人を殺害、さらに本事件の共犯者1人を犯行の口封じのため殺害していた事が判明された。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「藤沢母娘殺人事件」の詳細全文を読む



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