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赤報隊事件(せきほうたいじけん)は1987年から1990年にかけて「赤報隊」を名乗る犯人が起こしたテロ事件である。警察庁広域重要指定番号から「広域重要指定116号事件」とも呼ばれる。 2016年現在も犯人特定・逮捕には至っておらず、未解決事件となっている。 == 概要 == ここでいう「赤報隊事件」とは、1987年から1990年にかけて「赤報隊」を名乗る犯人が起こした以下の事件を指す。 * 朝日新聞阪神支局襲撃事件 * 朝日新聞名古屋本社社員寮襲撃事件 * 朝日新聞静岡支局爆破未遂事件 * 中曽根康弘・竹下登両元首相脅迫事件 * 江副浩正リクルート会長宅銃撃事件 * 愛知韓国人会館放火事件 特に朝日新聞阪神支局襲撃事件では執務中だった記者二人が殺傷され、言論弾圧事件として大きな注目を集めた。 警察庁は、「赤報隊」が犯行声明を出した一連の事件を広域重要指定事件に指定した。精力的な捜査が行われたにもかかわらず、2003年までにすべての事件が公訴時効を迎え、事件は未解決のままとなっている。 NHKでは未解決事件を検証する番組「未解決事件」で、朝日新聞阪神支局襲撃事件をリストに取り上げ〔NHKスペシャル 未解決事件 事件リスト 〕、目撃情報などの情報提供を求めている〔NHKスペシャル 未解決事件 事件に関する情報募集中 〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「赤報隊事件」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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