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警察庁警備局国際テロリズム対策課(けいさつちょうけいびきょくこくさいてろりずむたいさくか、英語 Counter International Terrorism Division)は、警察庁警備局外事情報部で国際テロリズムを捜査する課である。通称国テロ対策課〔黒井(2007):105ページ〕。 == 概要 == 警視庁公安部外事第三課及び各道府県警察本部警備部の国際テロリズム対策室を統括するほか、国外での国際テロリズム捜査に従事している。国際テロリズム対策の国際会議の窓口にもなっている。 対象は主にアルカイダ、ヒズボラなどのイスラーム過激派・イスラム革命防衛隊などイラン情報機関・日本赤軍、よど号グループなど国外逃亡中の極左暴力集団といわれている。さらに、西側諸国とされているイスラエルのモサドにも関心があるとされる。 国際テロリズム対策課員は警察庁職員と警視庁及び各道府県警察本部から出向中のノンキャリア警察官で構成されている(ノンキャリア警察官にとって警察庁出向は警視正昇任の条件となる)。警察庁職員は警察大学校で語学研修を受けるなど、外国語が堪能であるとされている。国際テロリズム対策課員は、外交特権に頼らない立場で中東・中央アジア・ヨーロッパに派遣され、現地の機関と接触しているという。 国内での国際テロリズム捜査は、警視庁公安部外事第三課及び各道府県警察本部警備部の国際テロリズム対策室が行っており、公開情報の収集・特定の在日外国人への視察などを行っているとされる。アメリカ情報機関から国際テロリズム対策課への要請を元に捜査を行う事もよくあるとされる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「警察庁警備局国際テロリズム対策課」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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