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護岸用コンクリートブロック : ウィキペディア日本語版
消波ブロック[しょうはぶろっく]

消波ブロック(しょうはブロック)は、海岸河川などの護岸を目的に設置するコンクリートブロック波消しブロック(なみけしブロック)と呼ばれることもある。
海岸や河川に設置されているブロックを指して「テトラポッド」と呼ぶこともある。
「テトラポッド (tetrapod)」は商品名であり(詳細は#種類節を参照)、その他のブロックについてもそれぞれ登録商標名が存在する。
そのため、「消波ブロック」または、「消波根固(しょうはねがため)ブロック」が正式な呼称である。
== 概要 ==
外海に面した地域では、水深が浅くなる海岸近くに於いての影響により海岸線が浸食されることがある。特に戦後は日本全土の水系に大量のダムが建造されたため、河川から河口や海岸線への土砂の流出と堆積が極端に少なくなり、著しい海岸侵食が発生している。さらに、海岸線近くにまで建造物が建てられていることが多く、一層海岸線の浸食を防ぐ必要性がある。
このため、海岸沿いに多数の大型ブロックをかみ合わせて並べることで、波のエネルギーを減衰・消散させる目的で設置される。設置される場所は海岸線の他、離岸堤(人工の離水海岸)として沖合に設置されることもある。
また、ブロックをクレーンで積み上げるという施工性の容易さから、近年では海岸ばかりではなく砂防治山などの防災工事の現場でも利用されており〔いろいろな砂防えん堤 (長野県ホームページ)〕、火山噴火の際の緊急工事などに利用されている(この場合、単にコンクリートブロックと呼ばれる)。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「消波ブロック」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Tetrapod (structure) 」があります。



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