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谷ノ音喜市[たにのおと きいち] 谷ノ音 喜市(たにのおと きいち、1867年8月1日 - 1921年7月26日)は、島根県出身の大相撲力士。雷部屋所属。最高位は関脇。本名は深田久市。身長176cm、体重86kg。7代高島。 == 来歴 == 初めは大阪相撲の朝日山部屋に入門し、序二段まで上がったが、1886年に東京相撲に転じ雷部屋に入る。1887年1月場所に幕下付け出しで初土俵を踏む。1888年5月場所新十両。1890年1月場所新入幕。内掛け、外掛けなどの掛け技を得意としたが、その一方でもつれる相撲が多かった。物言いがつき協議が長引けばさっさと土俵を引き上げてしまうため、引き分けや預かりが多かった。常に前頭上位から三役で活躍した。1908年1月場所限り引退。年寄高島を襲名した。 2013年5月場所、隠岐の海が新小結に昇進した際、「島根県から121年ぶりの三役力士」として「谷ノ音」の名前が各メディアに出た。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「谷ノ音喜市」の詳細全文を読む
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