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豆田町[まめだまち]
豆田町(まめだまち)は、大分県日田市市街地北部の花月川沿いにある地区。江戸時代以降に建てられた建築群が現存し、国の重要伝統的建造物群保存地区として選定されている。本項ではかつて同地域に所在した同名の自治体についても述べる。 == 概要 == 江戸時代の初頭に開かれた南北に御幸通り、上町通りの2筋の通り、東西5筋の通で構成されている城下町または陣屋町である。筑後川水運の便もあり、市街南部の隈町とともに九州における商業、金融の一中心地として栄えた。江戸時代の商家や土蔵が多く残り、古い町並みが保存されている。〔『角川日本地名大辞典44 大分県』 角川日本地名大辞典編纂委員会 角川書店〕 御幸通りでは、電柱を撤去し地下に埋める工事を行い、より伝統的町並みを再現している。それにより、国土交通省より美しいまちなみ大賞を受賞。2004年には、重要伝統的建造物群保存地区(以下「重伝建地区」という)として選定され町並み保存が行われている。 右上写真に見られるようなクランク状の道路は、旧城下町によく見られる枡形と呼ばれる造りで、わざと見通しを悪くして侵入者(敵)を待ち伏せするためとも、距離感を狂わせるためともいわれている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「豆田町」の詳細全文を読む
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