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豊予海峡地震[ほうよかいきょうじしん]
豊予海峡地震(ほうよかいきょうじしん)は、江戸時代後期の1854年12月26日(嘉永7年/安政元年〔大地震を期に改元されたのは11月27日であるため、古記録は「嘉永七年」である。〕11月7日)辰下刻-巳上刻(9-10時頃)に、豊予海峡を震源として発生したマグニチュード(M)7.4の地震である。豊予地震、豊予大地震とも呼ばれる。 == 概要 == 震源地は現在の九州の大分県と四国の愛媛県との間にある豊予海峡のやや大分県寄りで〔、安芸灘から伊予灘を経て豊後水道に至る領域を震源とするプレート内地震のひとつと考えられる〔。 この地震の直前には、12月23日の安政東海地震(M8.4)、12月24日の安政南海地震(M8.4)と巨大地震が相次いで発生している。本地震は南海地震の約40時間後に発生し、豊前では南海地震より強く感じられた〔宇津徳治、嶋悦三、吉井敏尅、山科健一郎 『地震の事典』 朝倉書店、2001年〕。 河角廣(1951)は規模''M''K = 4.3 を与え〔Kawasumi(1951) 有史以來の地震活動より見たる我國各地の地震危險度及び最高震度の期待値,東京大學地震研究所彙報. 第29冊第3号, 1951.10.5, pp.469-482〕、マグニチュードは ''M'' = 7.0に換算されている。宇佐美(2003)は ''M'' = 7.3-7.5と推定している〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「豊予海峡地震」の詳細全文を読む
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