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豊山犬[ぷんさんけん]
豊山犬(プンサンけん、、英:Pungsan Dog)とは、朝鮮民主主義人民共和国豊山郡(現在の金亨権郡と豊西郡)原産の狩猟用犬種である。朝鮮語ではプンサンゲと呼ぶ。 == 歴史 == 日本犬とは血統的に近く、紀元前から存在していた。もっぱら猟犬として使われ、シカやイノシシの他、かつてはチョウセントラの狩猟にも使われていた。狩猟は1~3頭で行われるが、非常に力が強いため、一度噛み留めされると獲物は逃げられなくなり、そのまま仕留められた。 優秀な猟犬であったが、徐々に数が減少し、その後は数が著しく減少してしまった。そのため、1942年、当時朝鮮半島を統治していた 朝鮮総督府が 天然記念物第128号に指定した。戦後朝鮮が植民地支配から解放されると国宝に指定され、同時に第35代重要天然資源(日本で言う特別天然記念物)にも指定され、保護が行われるようになった。現在豊山犬の頭数は回復しつつあるが、未だに希少犬種である事に変わりはない。そのため、多くは動物園などで飼育されていて、一般市民には全く普及していない犬種である。 近年メディアに露出した豊山犬に関するニュースは、金正日総書記がプリンセス・テンコーに1頭の豊山犬を贈った事と、北朝鮮政府と韓国政府が友好の証としてつがいの豊山犬と珍島犬を交換しあった事である。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「豊山犬」の詳細全文を読む
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