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豊島家住宅[としまけじゅうたく] 豊島家住宅(としまけじゅうたく)は、愛媛県松山市にある歴史的建造物(民家)。国の重要文化財に指定されている。 == 概要 == 中予地方の豪農で大庄屋格であった豊島家の邸宅である。1758年(宝暦8年)に建設された主屋(おもや)と表門、長屋門、長屋、米倉、衣装倉、中倉の計7棟が重要文化財に指定されている。豊島家には、藩の軍用馬の飼育が命じられ、馬屋が設けられていた。現存する長屋は、もとの馬屋を後に居室に改造したものである。また、当家は幕府の巡見使の宿泊所にも使用され、巡検使が滞在した座敷が残されている。主屋は、奥の居室部と手前の座敷部を雁行形に配し、これらを相の間で繋いで一体化し、それぞれに入母屋造屋根を架けた複雑な構成に特徴があり「井門の八棟造り」(いどのやつむねづくり)と呼ばれる。 1970年6月17日に国の重要文化財に指定され、主屋は1972年から1974年にかけて、表門等の付属建物と塀は1977年から1979年にかけて、それぞれ解体修理が行われた。 八棟造りの代表例として、東武ワールドスクウェアに1/25のミニチュアがある。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「豊島家住宅」の詳細全文を読む
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