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豊橋鉄道モハ500形電車 : ウィキペディア日本語版
豊橋鉄道モハ500形電車[とよはしてつどうもは500かたでんしゃ]
豊橋鉄道モハ500形電車(とよはしてつどうモハ500かたでんしゃ)は、かつて豊橋鉄道が保有していた路面電車用の電車である。
1957年昭和32年)に豊橋鉄道が名古屋市交通局から購入した市内線用の電車である。元々名古屋市電の車両として運用されていた、半鋼製車体を持つ単車である。1968年(昭和43年)まで使用された。
購入時の形式はモハ500形であったが、1964年(昭和39年)にモ500形に変更されている。
== 登場 ==
モハ500形は、1957年(昭和32年)9月12日付で豊橋鉄道が名古屋市交通局から譲り受けた車両である。一挙に16両導入され、車両番号を501-516とされた。この車両は元々名古屋市電で運用されていたもので、老朽化した木造単車の車体を流線型の半鋼製車体に改造した半鋼製単車である。1935年(昭和10年)から1939年(昭和14年)までの長きにわたって製造されたため、外観は試作車・前期型・後期型で差異があった。
名古屋市電では153から170までが前期型、171から204までが後期型とされ、前期型は戸袋窓がない、後期型は側面窓の高さ前期型よりも高い、といった特徴がある。豊橋に移った車両の書類上の番号は、順に162, 165, 190, 203, 204, 180, 181, 196, 198, 201, 164, 182, 185, 195, 158, 159であり、豊橋鉄道の501, 502, 511, 515, 516の5両が前期型、残りの11両が後期型ということになるが、実際の車両の外観はこれとは異なる。実際の車体形状から、501, 505, 506, 516の4両が前期型、502-504, 507-515の11両が後期型であると推定されている。
このモハ500形の導入により、市内線で開業時から使用されてきたモハ100形廃車された。また、市内線用車両27両のうち6割を占める大世帯となった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「豊橋鉄道モハ500形電車」の詳細全文を読む



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