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豊田樹里 : ウィキペディア日本語版
松田樹利亜[まつだ じゅりあ]

松田 樹利亜(まつだ じゅりあ、''Mazda Julia''、1975年2月7日 - )は、日本の歌手京都府出身(大阪府生まれ)。旧芸名及び本名;豊田 樹里(とよた じゅり)。日出女子学園高等学校卒業。同級生に河田純子水野美紀穴井夕子大野幹代などがいた。
== 略歴 ==
歌手になるきっかけを見つけるため、東京宝映テレビ(後の宝映テレビプロダクション)で子役として活動。第3回東鳩オールレーズンプリンセスコンテストでプリティーアイドル賞を受賞。優勝者新島弥生他コンテスト入賞者とアイドルグループEGG5というグループを結成。渡辺プロダクションと契約し、グループで歌手デビューの予定もあったがお蔵入りに。その後、第3回全日本国民的美少女コンテスト歌唱部門で豊田樹里として工藤静香の「恋一夜」を歌い、音楽部門賞を取った後、1990年アイドルユニットBABY'Sの一員としてデビューし、メインボーカルを担当する。
1993年ハミングバードレコード(後にワーナー・ミュージック・ジャパンのレーベルへ統合、WEAミュージックにレーベル変更)から月光恵亮プロデュース「抱きしめても止まらない」(テレビ朝日系「トゥナイト」エンディング曲)で、正体不明の美少女ボーカリスト松田樹利亜として、生年月日も公表せずに再デビュー(数年後、ラジオニッポン放送特番「松田樹利亜オールナイトニッポン」にて生年月日を公表)。シングルのジャケット写真も顔半分であった。当時の売り方の戦略としてルックスのみで評価せずきちんと歌を聴いてもらいたい思いからであった。デビューアルバム「Julia I」はオリコンのウィークリーチャートに初登場で2位となり、その後は様々なCMや番組タイアップ曲等で着実にヒットを続け、GiRLPOPの代表格となる。
1997年レコード会社をエイベックス系のcutting edgeへ移籍し、本人選曲のベストアルバム『1494 〜Julia's Best Selection〜』を発表。その後もシングルやアルバムを発表するが、所属プロダクションとの確執やレコード会社移籍問題(移籍予定先だったzetimaにおいて名義変更を強要されたことから、移籍まで至らず、ベストアルバムがジュリア(松田樹利亜)名義で発売されたのみ)などがあり、公認ファンサイトへ本人名義で芸能界引退宣言とも取れる書き込みがあった後、しばらく芸能界から姿を消すことになる。
2001年に所属事務所を移籍し、ビクターエンタテインメントから発売したシングル「Starting UP」(アニメ逮捕しちゃうぞ」オープニング曲)で再び芸能界への復帰を果たす。ビクターからはこのシングル1枚のみで、以降は従来のポップス調スタイルからハードロック系のボーカリストとして、所属事務所はオスカープロモーションに戻る。しかし、トライクルエンタテイメントより鈴木慎一郎プロデュースのシングル・アルバムを数枚発表した後、同社の日本の社長と意見が合わなくなり契約解除(本人がライブで公言)、オスカープロモーションとも意見が合わなくなりこちらも契約解除する。当時、雑誌「WO」で「私のファンは私の容姿ばかりみて、楽曲を真剣にきいてくれない」などとコメントし、その後、原宿でのライブでこの件について謝る必要がないと公言した。
インディーズでアルバム「LIBERAL MINDS」を発売した後、2003年秋に再びメジャーへ復帰する。セガ(後のセガゲームス)の関連会社であるウェーブマスターよりシングル「僕のカケラ」を発売する。その後ウェーブマスターに籍を置き、ライブ、アルバム、DVDなど数多く作品を発表している。2009年には専属作家の鈴木慎一郎らと「Ash Wednesday」を結成し、『BLACK STAR』をリリースした。
2014年テイチクエンタテイメントアズミックスが立ち上げた新レーベルVR(ブイアール)へ移籍し、ハミングバードレコード時代に発表したシングルのセルフカバー2曲を含んだアルバム「REVIVE」を発表する。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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