|
国立高専機構豊田高専(とよたこうぎょうこうとうせんもんがっこう、英称:National Institute of Technology Toyota College, NITTC:2014年度まではToyota National College of Technology,TNCT)は、愛知県豊田市にある日本の国立高等専門学校である。1963年に設置された。略称は豊田高専。 == 概要 == * 豊田高専は、昭和38年4月に愛知県豊田市に創立された国立高専のひとつ。平成16年4月より法改正により独立行政法人化した。5年制でさらにその上に2年間の専攻科を持つ。各学年約200名と専攻科約50名で構成されており、全校で1,000人以上が在学している。 * 県内屈指の難関校であり、全国の高専の中でも沼津、明石等と並びトップレベルの入試難易度を誇っている。しかし、自由な校風から入学後に学力レベルを落としてしまう学生も多いため、それがJABEE導入を強行するきっかけとなった。毎年全体で50~60名程度留年している。 * NHKロボコンで毎回上位に入賞しているほか、最近ではロボカップ世界大会などにも出場している。2007年のロボカップでは、アメリカのMIT、ハーバード大学の共同チームに大差で勝利を収めた。また、2010年は世界大会でベスト4を記録した。 * 理数系に強く、卓越して優秀な成績を収めた団体に対する「数検」グランプリの常連校である。数学では、他の高専と同様に3年生までで微分方程式やラプラス変換・フーリエ変換を学び終え、繰り返し応用を学ぶ。 * 学校指定の制服はなく、服装に規定はない。3年生以上であれば学校が設定する交通安全合宿ならびに各期毎の自動車等使用許可説明会、安全運転講習を受講し、さらに授業料免除申請をしない場合に限り、自動車やバイクによる登校も許可されている。 * 高い就職率を誇り、毎年多くの企業から求人がくる。特に愛知県下の好調な景気動向により、本校への求人は質、量ともに安定しているといえる。編入学制度を利用することにより卒業後に大学3年へ編入学することも可能であり、ほぼ半数の学生は国立大学の工学部または専攻科へ進学してゆく。 * 自主自律の精神を重視し、学業・部活動・寮生会・学生会などの活動が盛んである。また、寮祭やこうよう祭など様々な年中行事が開催される。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「豊田工業高等専門学校」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Toyota National College of Technology 」があります。 スポンサード リンク
|