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豊竹麓太夫 : ウィキペディア日本語版
豊竹麓太夫[とよたけ ふもとたゆう]
豊竹 麓太夫(とよたけ ふもとたゆう)は、義太夫節の太夫。特に初代が著名で江戸中期・後期の名人。
== 初代 ==
享保15年(1730年) - 文政5年5月6日1822年6月24日))
大坂ざこばの生まれ、最初は素人浄瑠璃出身で通称「鍋屋宗左衛門」と呼ばれ名を馳せていた。初代豊竹駒太夫の門下になり、1757年豊竹座で初出座。1817年まで舞台を務めた記録があり長命であったことが伺える「麓太夫風」と呼ばれる語り口調が特徴で「絵本太功記・尼ケ崎の段」、「蝶花形名歌島台・小坂部館の段」「八陣守護城・正清本城の段」などを得意とした。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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