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象山記念館[ぞうざんきねんかん]
象山記念館(ぞうざんきねんかん)は、長野県長野市松代町にある佐久間象山の遺品・発明品等を収蔵する博物館。 象山が日本初の電信実験を行ったことから、松代通信資料館を併設している。 == 概要 == 松代藩士の思想家・佐久間象山没100年目にあたる1964年(昭和39年)、地元有志により「象山先生100年祭奉賛会」が設立され、翌年に同会により開かれたのがこの記念館である。1967年(昭和42年)に長野市に譲渡され、市営施設となっている。 象山の名は「しょうざん」と読まれるのが一般的だが、地元においては「ぞうざん」と呼び習わされている。この2通りの読み方のどちらが正しいかについては論争があるところだが、記念館の名前については地元で親しまれてきた「ぞうざん」を採用している。 記念館では象山の愛用品や書のほか、学問を究める中で様々な実験・発明を行った象山による発明品も展示されている。また、1849年(嘉永2年)に象山がこの地で日本初の電信実験を行ったことや、小松謙次郎や樋畑雪湖ら日本の通信・郵便事業の発展に貢献した人物を松代町から輩出していることから、通信・郵便関連の資料も取り扱っている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「象山記念館」の詳細全文を読む
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