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貝殻島[かいがらじま]
貝殻島(かいがらじま、露:)は、いわゆる北方領土の歯舞群島にある低潮高地。低潮時には海面上に有るが高潮時には水没するため、国連海洋法条約で言うところの島ではない。ロシア語地名は、シグナリヌイ島(=灯台島の意)。 地名の由来は、アイヌ語の「カイ・カ・ラ・イ(波の・上面・低い・もの<岩礁>)」から〔「北方四島」のアイヌ語地名ノート-松浦武四郎「山川図」による-榊原正文著、より。〕。 == 地理 == 納沙布岬と水晶島を隔てる海峡、珸瑶瑁水道のほぼ中間地点にあり、納沙布岬からの距離は3.7kmである。島というよりは岩礁に近く、1937年に日本により建設された貝殻島灯台がある。貝殻島灯台は灯台基部と共に基礎部分の劣化が進み、傾いた姿が納沙布岬から目視で確認できる。灯台はロシアが現在も管理・維持を続けており、消灯と復旧を繰り返している。ただし、前述の通り灯台は劣化が進んでいるため、機器劣化(主に電池の消耗)のために消灯した場合、ロシアが復旧するまで消灯状態が続く。消灯期間が長期に渡った例としては1999年から約3年間に渡って消灯したこともある。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「貝殻島」の詳細全文を読む
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