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負越 : ウィキペディア日本語版
負け越し[まけこし]

負け越し(まけこし)とは、主にスポーツで負けの数が勝ちの数よりも多くなることである。
==大相撲==
大相撲の場合では現在の場合、本場所15日間のうち、7勝以下であれば負け越しと言い、8勝以上が勝ち越しと言う。勝ち星から負け数を引いた数値を数えて、〈負け越し何点〉というように表記する。たとえば6勝9敗なら負け越し3点である。休場があったときには、負けと同じ扱いをするが、〈負け越し何点〉という言い方はしない。
大関横綱以外の力士が負け越せば、原則として負け越し点数だけ下の地位に転落するが、その地位周辺に顕著な成績を挙げた力士がいない場合、半枚の降下(東方から西方への変動)やそのまま先場所と同地位に据え置かれ踏みとどまることもある。
その実例を挙げると、1979年5月場所の栃赤城と、1997年11月場所の栃東が、それぞれ東関脇の地位で7勝8敗と負け越したものの、翌場所は二人共西関脇に移動したのみで、小結の地位への陥落を免れたケースなどがある。
1983年7月出羽の花2012年7月(1休)・2013年5月豪栄道も)
また1996年9月場所の武双山正士は東小結の地位で負け越したが、翌場所は西小結に留まり平幕(前頭)への転落を阻止した
1984年3月出羽の花2004年7月琴光喜2015年11月栃ノ心)。
さらに白露山に至っては2006年11月場所、西前頭14枚目で7勝8敗と負け越したものの翌場所は同地位に据え置かれ、さらに小結が前場所の4人から2人となったことに伴い前頭が15枚から16枚となったため事実上番付を1枚上昇させた。
大関では一場所負け越すと角番になり、二場所連続で負け越すと関脇に陥落となる。但し、その関脇に転落した直後の場所で10勝以上の勝ち星を挙げれば、翌場所から再び大関復帰が決定となる(9勝以下の勝ち星に終わった場合は、新大関同様に三役(関脇・小結)の地位で3場所合計33勝以上挙げる事が大関再昇進の目安となる)。なお横綱では降格こそ無いものの、立場上負けが続けば現役引退を覚悟しなければならない。
幕下以下は1場所7番の取組なので、3勝以下が負け越し、4勝以上が勝ち越しになる。基本的に、幕下では負け越し1点につき5~10枚程度、三段目では15~20枚程度の降下となる。序二段以下では、その場所ごとの力士数によって変化するので、特に序ノ口では負け越しても番付が上昇することもある。
負け越し時は、持ち給金、褒賞金は据え置かれるのみで負け越し分が減額されることはない。
現在の部屋別総当たり制(厳密にはそれ以前の系統別総当たり制)になる前の東西制の時代には、それぞれの片屋ごとに番付の上下を決めていたので、極端な場合、負け越しても番付が上がることがあった(大砲万右エ門の項目参照)。
また、十両でも翌場所の番付の追加や番付削減の影響を受けて、負け越したのに番付が上がったというケース(2003年11月場所の武州山中尾)、勝ち越したのに番付が下がったというケース(1967年3月場所の前田川)も過去には存在する。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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