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貴方だけを愛して[あなただけをあいして]
「貴方だけを愛して」(原題:I Never Loved a Man (The Way I Love You))は、アメリカ合衆国の歌手アレサ・フランクリンが1967年に発表した楽曲。ソングライターのロニー・シャノンが、当時フランクリンの夫だったテッド・ホワイトに依頼されて書き下ろした曲である〔Ronnie Shannon : AllMusic - Biography by Ed Hogan〕。2月にアトランティック・レコード移籍第1弾シングルとしてリリースされ、同年3月に発表されたアルバム『貴方だけを愛して』に収録された。 == 背景 == 1966年にボーカル、ピアノ、ベース、ドラムスだけのデモ・ヴァージョンが録音されており、この音源はコンピレーション・アルバム『レア&アンリリースド・レコーディングス』(2007年)に収録されている〔Rare & Unreleased Recordings from the Golden Reign of the Queen of Soul - Aretha Franklin : AllMusic - Review by Richie Unterberger〕。そして1967年1月24日、フランクリンはアトランティック移籍後初のレコーディングを行い、最初にこの曲を録音した〔アメリカ盤リマスターCD(Rhino Records, R2 71934 / 1995)ライナーノーツ(デヴィッド・ネイサン)〕。 プロデューサーのジェリー・ウェクスラーは、アメリカ南部でレコーディングを行うことを提案して、メンフィスにあるスタックス・レコードのスタジオを使おうとしたが、スタックスの社長ジム・スチュワートに断られた〔。そして、ウェクスラーが1966年にウィルソン・ピケットのレコーディングで使用したアラバマ州マッスル・ショールズのフェイム・スタジオを使うことにした〔。ただし、この日のレコーディング・セッションで、スタジオのオーナーであるリック・ホールがテッド・ホワイトと対立したため、ウェクスラーとフランクリンはフェイムでの録音を打ち切った〔Jerry Wexler : AllMusic - Biography by Steve Kurutz〕。 レコーディングでドラムスを担当したは、この曲を録音した時のことを「人類からこれほどのフィーリングが生まれるのを体験したことはなかった」と振り返っている〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「貴方だけを愛して」の詳細全文を読む
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