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貴金属フリー液体燃料電池自動車 : ウィキペディア日本語版 | 貴金属フリー液体燃料電池車[ききんぞくふりーえきたいねんりょうでんちしゃ] 貴金属フリー液体燃料電池車(ききんぞくフリーえきたいねんりょうでんちしゃ、)とは、液体燃料を用いる貴金属を使わない燃料電池車のことを言う〔田中・朝澤・山口・藤村 「液体燃料を用いる貴金属フリー燃料電池車」 『水素エネルギーシステム』 Vol.36 No.2 5-11 (2011) 水素エネルギー協会 (HESS)〕〔''The 43rd TOKYO MOTOR SHOW 2013'' DAIHATSU〕。また、貴金属フリー燃料電池車(ききんぞくフリーねんりょうでんちしゃ、)〔「水加ヒドラジンをエネルギーキャリアとする貴金属フリー燃料電池車」 日本エネルギー学会編 Vol.93 No.5 414-421 (2014) 日本エネルギー学会〕、DHFCV (Direct Hydrazine hydrate Fuel Cell Vehicle)〔「水加ヒドラジンを燃料とするアニオン形燃料電池自動車の開発」 『触媒』 Vol.57 No.1 27-32 (2015) 触媒学会〕とも言う。 == 概説 == 常温・常圧の液体燃料を用いて〔、搭載した燃料電池により発電した電力で電動機を回して走行する車を指す〔水素・燃料電池実証プロジェクト (JHFC) FCVのしくみ(「水素」を「液体燃料」に読み替える) 〕。燃料電池内がアルカリ性雰囲気となり、耐触性に優れた白金等の貴金属を使う必要がない。また、液体燃料を用いるため、燃料タンクもコンパクトな搭載が可能である〔。 燃料電池を搭載するシステムには、発電機も含まれる〔「4-4 東京モーターショー2013」 『日経ビジネス 次世代自動車2014』 318-320 日経BP社〕。また、水加ヒドラジン (hydrazine hydrate : N2H4・H2O) を液体燃料とする場合、反応後は水 (H2O) と窒素ガス (N) を排出し、二酸化炭素 (CO2) 等を排出しない〔。 用いられる液体燃料は、取り扱いが簡便である〔。また、既存インフラの流用が可能と考えられている〔猪谷・山口・田中・吉村・前川 「液体燃料電池用アニオン交換形電解質膜の開発」 『膜 (MEMBRANE)』 Vol.38 No.3 126-130 (2013) 日本膜学会〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「貴金属フリー液体燃料電池車」の詳細全文を読む
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