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貿易理論[ぼうえきりろん] 貿易理論(ぼうえきりろん)は国を超える商品取引を分析する経済学の分野をいう。国際的な金融取引を中心にする国際マクロとともに国際経済学の二大分野を構成する〔典型は、W.J. イーシア『現代国際経済学―国際貿易』小田正雄・太田博史、1992年。同『現代国際経済学/国際マクロ』小田正雄・太田博史、多賀出版、1992年。原著のWilfred J. Ethier (1983; 1988; 1995)''Modern International Economics'' では1冊であるが、日本語訳では2冊に割れられているが、量的にはほほ2等分されている。クルーグマン&オプストフェルト『国際経済学』 上(貿易編)・下(金融編)、山本章子訳、ピアソン桐原、原著第8版、2010年では「貿易編」と「金融編」とに分けられているが、金融編が国際マクロに当たる。〕。略称として貿易論と呼ばれることも多い。国際貿易論ともいう。これは英語の"international trade"の直訳である。英語の"trade"は単に取引という意味もあり、"international"という形容語をつけないと、貿易という意味にならない。 ==理論== 国際貿易の一般理論には、リカード型(リカード・モデル)のものとヘクシャー・オリーン型(HOモデル)のものと2種類ある。また、産業内貿易の発生を説明する新貿易理論、企業ごとの行動に注目する新新貿易理論も提唱されている。さらに2国間の貿易量を説明する重力理論なども提唱されている〔Bhaduri, R., and W. Bengal (2012) International Trade is the Lifeline of Development, The Journal of Research in Commerce, 1(1): 1-6. 諸理論が簡単に紹介されている。〕。
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