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賀茂虫麻呂[かも の むしまろ] 賀茂 虫麻呂(かも の むしまろ、生没年不詳)は、奈良時代の貴族。姓は朝臣。播磨守・賀茂吉備麻呂〔『続群書類従』や『尊卑分脈』所収の「賀茂氏系図」では吉備麻呂の子である小黒麻呂を虫麻呂と同一人物とする。〕または賀茂小黒麻呂〔吉備麻呂の活動時期(700年-720年)と、虫麻呂(740-760年)および諸雄(760-780)の活動時期から想定すると、吉備麻呂と虫麻呂の間に小黒麻呂を置いた方が妥当との指摘がある。(宝賀1380 )〕の子。官位は従四位下・右兵衛率。 == 経歴 == 天平勝宝元年(749年)孝謙天皇の即位に伴い従五位下に叙爵。孝謙朝では従五位上・右兵衛率に叙任される一方、聖武上皇の宮中にもら仕え恩寵を受けていた。天平勝宝8年(756年)聖武上皇が崩御すると、左衛士督・坂上犬養とともに悲しみのあまり山陵(佐保山南陵)に仕えることを望む。孝謙天皇はこれを許すとともに賞賛し、犬養は正四位上に、虫麻呂は三階昇進して従四位下に叙せられている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「賀茂虫麻呂」の詳細全文を読む
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