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賢木 : ウィキペディア日本語版
賢木[さかき]

賢木」(さかき)は、『源氏物語』五十四帖の巻名のひとつ。第10帖。巻名は作中で光源氏六条御息所が交わした和歌「神垣はしるしの杉もなきものをいかにまがへて折れるさかきぞ」および「少女子があたりと思へば榊葉の香りをなつかしみとめてこそ折れ」に因む。謡曲野宮』(世阿弥)の題材にもなっている。
==あらすじ==
光源氏23歳秋9月から25歳夏の話。
源氏との結婚を諦めた六条御息所は、娘の斎宮と共に伊勢へ下ることを決意する。紫の上と結婚した源氏も、さすがに御息所を哀れに思って秋深まる野の宮を訪れ、別れを惜しむのだった。
御息所母娘の伊勢下向からしばらくして、すでに15歳になっていた、紫の上裳着を執り行い、紫の上は一人前の女人となった。
斎宮下向から程なく、桐壺帝が重態に陥り崩御した。源氏は里下がりした藤壺への恋慕がますます止みがたく忍んでいくが、藤壺に強く拒絶される。事が露見し東宮の身に危機が及ぶことを恐れた藤壺は、源氏にも身内にも知らせず桐壺帝の一周忌の後突然出家した。悲嘆に暮れる源氏は、右大臣家の威勢に押されて鬱屈する日々の中、今は尚侍となった朧月夜と密かに逢瀬を重ねるが、ある晩右大臣に現場を押さえられてしまう。激怒した右大臣と弘徽殿大后は、これを期に源氏を政界から追放しようと画策するのだった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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