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赤いピラミッド[あかいぴらみっど]
赤いピラミッド(あかいぴらみっど、Red Pyramid)は、エジプトのダハシュールにある古代エジプト・古王国時代第4王朝のファラオでクフ王の父でもある、スネフェル王が建設したピラミッド。三大ピラミッドなどと共にメンフィスとその墓地遺跡として世界遺産に登録されている。 スネフェル王が先に建設した屈折ピラミッドの約1km北方に建てられ、初めて直線のラインを持ち、壁面が二等辺三角形になっている方錐形の真正ピラミッドである。高さは、クフ王のピラミッド、カフラー王のピラミッドに次いで3番目に高い。 高さ104.4m、底辺218.5m×221.5m、傾斜角度は43度19分。名前のとおり、表面の花崗岩が赤く見えることから名づけられた。最初から赤かったのではなく、建設当初は白い石灰石に覆われていた。しかし、その大部分が持ち去られ、現在では基礎部分にその一部が残るのみである。 == 歴史 == このピラミッドはスネフェルが建築した中で最後に当たる5番目のもので、4番目に建設した屈折ピラミッドのすぐ脇に建設されている。工事はスネフェルの治世30年に始まり、ピラミッドの落書きより建設に10年7ヶ月建設に要したと考えられる。〔ジョン・ローマー、Romer (2007) p.71〕
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「赤いピラミッド」の詳細全文を読む
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