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赤夜萌香 : ウィキペディア日本語版
ロザリオとバンパイアの登場キャラクター[ろざりおとばんぱいあのとうじょうきゃらくたー]


ロザリオとバンパイアの登場キャラクターでは、池田晃久の漫画作品『ロザリオとバンパイア』と、その派生作品で登場したキャラクターを扱う。主要なキャラクターには色名が入っていることが多いが、色名の有無でレギュラーやゲストを区別しているわけではない〔池田晃久「キャラクター誕生秘話」『陽海学園入学案内』123頁〕。記載されている声優は特記のない限りアニメ・ドラマCD・ゲームで共通している。
== 陽海学園 ==

=== 新聞部 ===
学内に存在する数ある部活の中の一つ。主人公である月音を始め主要構成メンバーの所属する部活となっている。活動内容は、学内のあらゆることを取材し、校内新聞を発行すること(人間界に取材に行くことも)。
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: 声 - 岸尾だいすけ
: 本作の主人公。どこにでもいる平凡な少年(人間)。
: 髪色:黒(通常) / 誕生日:6月22日 / 星座:蟹座 / 身長:170cm / 体重:58kg / 血液型:O型 〔『ロザリオとバンパイア GUIDE BOOK 陽海学園入学案内』人物名鑑・PERSONAL DATE〕
: 高校受験に失敗してすぐ、父が拾ってきた陽海学園のチラシがきっかけで学園に入学する。入学式の日に出会った萌香に一目惚れをし、一度は学園の正体に恐怖し去ろうとするも、萌香と親しくなりたいとの想いから人間であることを隠しつつ学園に留まることを決意する。
: 学力・体力・容姿と平凡だが真面目で優しく、人や妖に関係なく接することができる。争いより和解を望み、疑うことは基本的にせず、甘さもあるが仲間を守りたいという意志は強く、自己犠牲的な言動も目立つ。普段は受け身だがツッコミもこなし、当初は周りが見えず空回りする事もあったが、次第に落ち着いた面持ちへと変わり心身ともに成長していく。萌香のことは表裏関係なくモカさんと呼び、その想いは一途で、彼女のロザリオを外せる唯一の人物。萌香(裏萌香)・胡夢・紫・みぞれ・瑠妃から好意を寄せられているが、女性に関しては奥手である。萌香達バンパイア姉妹によると血がものすごく美味しいらしく、正気を失わせるほど。
: 入学してまもなく公安に正体を疑われ瀕死の重傷を負った際、蘇生のために萌香にバンパイアの血を注入され、一時的にバンパイアと化すことで難を逃れるが、同様の血の注入が続いたことで侵食され始める。そんな中、反学派に狙われるはめになり、遂には殺戮を望むだけの屍鬼(グール)へと堕ちる。しかし完全に堕ちる寸前で御子神に救われ、以降は「魔封じの鍵(ホーリーロック)」で血を封印しながら生活していく。ただし、この鍵は封印が不完全なため命の危機が迫れば封印は一時的に解け、月音次第で意識や理性を保ちつつバンパイアの力を引き出すことができる。しかし強すぎる妖気は鍵に破損をもたらし、意識を呑み込み屍鬼化を招く危険性もある。一連のことで自責する萌香に対し、月音自身は生きているのは萌香のおかげであり、屍鬼化したのも自分のせいだとしている。そして萌香や仲間を守るべく反学派との戦いに身を投じ、無事に学園祭を迎える。
: 2年に進級してまもなく、休校期間を平和に過ごしすぎたため力を制御できず窃盗団との戦いで暴走。その後、御伽の国と遭遇したことで力不足を痛感し、修行により力をつける。そして萌香の精神世界へと引きずり込まれた際に彼女の過去と真実を知り、また御伽の国へ連れ去られたことで、更なる力を得るため東方不敗の人体改造術を受ける。その際に萌香を経由して得た真祖の血が半ば覚醒し、暴走。漆黒の体と翼を持つ銀髪の姿に豹変するが、胡夢の口付けにより精神が引き戻され人間の姿へと戻る。水面下では徐々に侵食が進んでおり、御伽の国本部での交戦の際に顕在化する。そして瀕死の重傷を負った萌香に血を注入して救うべく、完全に吸血鬼化するために鍵を破壊し、共に真祖と化し、打倒アルカードに貢献する。
: その経歴から体は筋肉質になり傷跡も増えていく。通常バンパイア化すると髪は茶色に変化し、バンパイア特有の赤い瞳を持つ精悍な顔つきとなり、高い治癒能力と圧倒的な力を見せる。また、言葉数は少なくなり無意識状態では一切喋らない。萌香を経由してアカーシャアルカードの二人の真祖の混ざった血液を得ており、妖気はドス黒いともされ、屍鬼化しかけると首筋から頬にかけ赤い幾何学的な紋様が浮かびあがり、真祖の力を発揮する際には体は黒化し銀髪へと変わり、翼も生える。当初はバンパイアの闘争本能に身をまかせ戦っていたが、修行により格闘技や妖力制御や妖気探知なども覚え、妖術を覚えてからは「爆榴陣(ばくりゅうじん)」や「無影刀(むえいとう)」などの妖術も使用する。また、鍵の封印と解放の仕組みも変化し、「第一の封印」「第二の封印」というものが存在する。真祖と化した際には肩部などはアーマーのようなもので覆われ、腕部などには刃状のものが展開される。
: 物語の最後では、萌香の変化に若干の戸惑いを感じつつも、御子神より次期学園長候補として任命されていたことから、学生生活を送る傍ら、教育係となった一茶に修行をつけてもらう日々を送る。また、髪の色も普段から茶色に変化している。
: コンセプトは「どこにでも居そうでどこにも居ない主人公」。当初は萌香の特別さを表すためにヘタレ気味にしているが、次第に成長させカッコよくさせることで、仲間達との出会いや魅力を際立たせる狙いを持たせたとされる〔『ロザリオとバンパイア GUIDE BOOK 陽海学園入学案内』キャラクター誕生秘話〕。
: アニメ版
: 路線変更に伴いストーリーが大きく異なるため、バンパイア化して戦うことはなく、屍鬼化や魔封じの鍵をつけるまでには至らない。第2期最終回でバンパイア化するが、原作とは対照的なキャラになっている。席順も変わっており、前後や横がメインの女の子達で固められ、萌香と見詰め合うことが非常に多い。また、表と裏の萌香のどちらが好きなのかと悩む場面も存在する。
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: 声 - 水樹奈々
: 本作のメインヒロイン。サラサラのストレートヘアにモデル体型のスタイル、陽海学園で人気を誇るバンパイアの美少女。
: 髪色:ピンク / 誕生日:5月8日 / 星座:牡牛座 / 身長:166cm / 体重:47kg / スリーサイズ:B86(C)・W56・H86 〔
: 朱染家四姉妹の三女として生まれるが、後に人間界で暮らし始め、中学校までは人間の学校に通っていた。しかし周囲との違いから孤独感に苛まれ、当初は人間に対し恐怖心を抱いていたが、本心では人も妖も関係なく友達が欲しいと思っており、月音がたとえバンパイアでも好きだと言ってくれたことで、人と妖の壁を越え月音と友達になる。
: 温和で情が深く、とても優しい性格をしている。涙もろくもあるが芯の強さもあり、文武両道で成績優秀、また料理が得意。月音同様に争いは好まず、自己犠牲的な言動も見られる。孤独を嫌う傾向や自身の存在が受け入れられているか不安に陥ることもあり、胡夢やみぞれには恋敵としてよく思われてないのではと思う一方で、それ以上に大切な存在だと思っている。月音には多大な好意と信頼を寄せており、意外と積極的で、胡夢とは月音を巡って言い合う(じゃれ合う)ことも多い。また、月音は直に血を吸った初めての相手でもあり、出会ったとき以来彼の血を大好物としている。裏の萌香からは2年の秋以降「表(おもて)の」と呼ばれ、基本的にスキだらけの性格とも言われている。
: 普段は胸の「封印の十字架(ロザリオ)」によりバンパイアとしてのもう一つの人格と力を封印しており、こちらの萌香は「」として区別されている。ロザリオが外されることで人格は入れ替わりバンパイアとして覚醒するが、単純な力では外せず、外せるのは月音だけである。人格が入れ替わっていても意識は多少あり、記憶もある。また、封印状態とはいえバンパイアの性質は全て消えるわけではなく、血を欲し、弱点である真水によるダメージは受け、それなりに強い力を持っている。ただし普段はトマトジュースで喉の渇きを潤し、優しい性格が力の発揮を阻害している。
: なお、こちら(表)の人格はかつて真祖として覚醒した萌香をロザリオで封印する際、その体と封印を守護するために母・アカーシャにより宿された擬似人格であり、記憶を消した状態のアカーシャの''分身''でもある。ロザリオがこの人格の核であるため、無理にロザリオを外したり破壊すると表の人格が消える危険性がある。これらに関する記憶は封印改竄されているため本人は覚えていなく、それ故に幼い頃は自分が何者なのかに悩み強い孤独感に恐れる日々を過ごしていた。
: 入学してから何かと目をつけられては月音を争いに巻き込んでしまい、屍鬼化させ殺しかけてしまったことなどに深く心を痛め学園を去ろうともするが、大切な存在の多さに残ることを決意。最後まで月音を信じて庇ったり、月音が退学の危機に瀕した際には一緒に人間界へ行こうとするなど月音を想う気持ちは強く、反学派との戦い終盤では自身の人格破壊の危険を承知でロザリオを強制的に半ば壊し、自身を覚醒させる。また、御伽の国によりアルカード覚醒のトリガーとされ本部に連行・軟禁された際には、身を引き換えにしてでも覚醒を押さえ込もうとする。終盤、隙をつかれアルカードにより心臓を貫かれ、ロザリオも完全に破壊されてしまう。そして意識が薄れ行く中で月音と口付けを交わし、最後は月音の腕に抱かれながら息を引き取る。その後、ロザリオを媒介に表としての記憶も引き継いだ状態でアカーシャが復活し、表として月音にありがとうと告げ、アルカードと共に消滅する。ただ、父・一茶によれば、表は分身であると同時に萌香(=裏萌香)の中で生じ、そこで育った一部でもあるため、月音が想い続ける限り魂は共にあるはずだと述べている。
: 萌香というキャラクターの完成が本作が生まれるきっかけであり、「''とにかく可愛く! 髪と脚が綺麗な美少女!''」をコンセプトとして個人的な好みを出来るだけ除き、誰が見ても美少女と思う最大公約数としての「''"普遍的な可愛さ"''」を意識してデザインされている〔。
: アニメ版
: 席が月音の真後ろになり、月音と見詰め合うことが非常に多い。第1期第9話ではロザリオを外すことも壊すこともなく覚醒し、第2期第11話のリリスの話では表と裏に分裂する。また、ロザリオはアニメオリジナルの父により作られ、封印された理由は人間界で安寧に暮らせるようにするためであり、表の人格はそのためのもの。また、大結界を制御する鍵ともなっている。
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:: 声 - 水樹奈々
:: 萌香のバンパイアとしてのもう一つの人格。通称・裏萌香。ただしこちらが"本来"の赤夜萌香であり、その人格でもある。
:: 普段はロザリオにより封印されているが、ロザリオが外されることで表の人格と入れ替わり、凶々しい強大な妖気と共に髪は銀色へ、瞳はバンパイアの赤い瞳へと変わる。身体も少しボリュームアップし、スリーサイズはB90(D)・W58・H88となる〔。
:: 口調は堅く「''身の程を知れ''」が口癖。プライドが高く近寄りがたい印象だが、次第に仲間意識を持つようになる。敵には容赦なく冷徹に振舞うが、普段は意外とよく笑い、女の子らしい一面も見せるようになる。頭脳も身体能力も「表」より高く、英語中国語も喋れるマルチリンガルであるが、唯一料理が苦手。封印されている状態でも時折ロザリオを媒介に表と会話をすることがあり、表からは2年の秋以降「ウラちゃん」と呼ばれている。また、照れたり慌てると「バカめ」と言う。
:: 月音には表と違い冷たく厳しく接することも多いが、次第に好意を抱くようになり、修行と共にデートをしたり赤面する様子を見せるようになる。また、月音の力を借りなければ覚醒して戦うことができず、何度も殺しかけてしまったことなどに心を痛め、危害が及ばぬよう自身から遠ざけようとする傾向がある。当初は月音が屍鬼化した際には容赦なく殺そうとする面も見せていたが、終盤では涙を流し失意に陥るなど月音への想いが強まっていく。
:: 「力の大妖」というバンパイアの異名の如く圧倒的な力を持ち、蹴りを主体とした戦闘スタイルと戦闘技術の高さからもほとんどの敵を一撃で倒し、通常攻撃の一発一発が必殺技レベルに相当する。また、スピードも速くバンパイアだけに治癒能力も高い。
:: なお、こちらが本来の萌香であり、幼少時は母・アカーシャと離れることなく日々を過ごし、戦闘スタイルや「身の程を〜」の口癖も母親譲りだと見てとれる。また、アカーシャの真祖の血(力)とアルカードとの同調まで受け継いでおり、10歳の誕生日直後、目の前でアカーシャが切断されるのを目の当たりにしたことで激昂し、真祖として覚醒。それによりアルカードまで覚醒してしまったことで、ロザリオにより封印される事態へと陥り、泣く泣く母と別れを遂げる。
:: そのため作中でロザリオが外れて覚醒している状態でも、実際は人格と一部の妖力が解放されているだけであり、過去の真相に関する記憶も封印や改竄されているため、本人は覚えていない。ロザリオの封印こそが母が残してくれた唯一のものであり、それゆえ「自らの自由と引き換えにしても、この封印を守りたい」と語っている。なお、玉露からは「アカーシャ=モカ」と呼ばれている。
:: 終盤、自身が仲間達により守られてきたことを実感し、そして月音と共に完全に覚醒して真祖と化し、その強大な力で打倒アルカードに貢献する。真祖と化した際には腕や脚は黒の衣装で覆われ、翼が生える。表の萌香は消えてしまったものの、父・一茶の魂は共にあるはずだという言葉を体言するかのように、その後、髪の先は淡い桜色に染まり始め、性格はやや穏やかに、そして素直に月音に気持ちを表現するようになる。
:: 作者がバンパイアに持っていた"格好いい" "強い" "綺麗"というイメージをそのまま反映したキャラクター〔。
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: 声 - 福圓美里
: クリーム色のベストと白のルーズソックス、紫のリボンで結んだポニーテールがトレードマークのサキュバスの巨乳美少女。
: 髪色:水色 / 誕生日:8月2日 / 星座:獅子座 / 身長:153cm / 体重:42kg / スリーサイズ:B92(G)・W55・H85 〔
: 入学当初、数の少ない種を絶やさぬためにその美貌で男子学生を魅了し、学園を支配することを目論んでいたが、自身よりも勝ると思った萌香を見て、月音を奪い萌香を陥れることを画策(実際には学内には胡夢のファンも多い)。しかし、裏萌香に返り討ちされそうになった所を月音に身を呈して庇ってもらったことから惚れてしまい、以後、月音を「''自分の運命の人''」として決め積極的にアタックするようになる。
: 学内では萌香と並ぶ美少女とされ、小悪魔ぶってはいるが実際はサキュバスの本質からかけ離れた純情な乙女で、月音との恋愛には自分自身の魅力で好きになってもらいたいとの想いから、サキュバスの能力は使わないと固く心に誓っている。成績はかなり悪いが意外と相手を見る目は鋭く、またお菓子作りが得意。自慢の胸でいつも月音にぱふぱふをしたり大胆な行動をとることも多いが、内心は恥ずかしがっているらしい。みぞれとともに月音をめぐって裏モカこそラスボスだと思っており、休校期間に一緒に秘密特訓をしたり、裏萌香の弱点を見つけようと奔走したりもする。「やふ~」や「やっふふ~」が口癖。
: 直情的で負けず嫌いでもあるため部員達とぶつかることも多いが、友達想いで涙もろく、仲間を引っ張っていくムードメーカー的存在。みぞれをはじめ恋敵である萌香を嫌いになれたらと思いつつも、嫌いになることが出来ず大切な存在だと思っている。作者曰く時に限りない優しさを発揮し話に動きを出してくれるキャラであり、胸が大きいのも母性の延長とのこと。月音が人間だとわかっても迷うことなく助けに向かい、萌香やみぞれが傷心した際なども度々仲間を励まし助けている。
: 正体を現すと大きな翼と尖った耳、尻尾が現れ、伸縮自在な爪は木を楽々と切断するほど。幻術を得意とし、相手を強制的に自分の虜にする術・魅惑眼(チャーム)を始め、木の根を出現させ相手の動きを封じることもできる。上位のサキュバスと示唆され、修行により幻術でみぞれの氷のクナイを増幅させたり、みぞれとのタッグ技「白黒二重奏(シロクロ・デュエット)」を覚えたり、自身の分身体を作り出すことも可能になる。
: サキュバスだけに固有能力は他人の夢(精神)に潜入する力であり、夢の中で男の精気を吸い取り子孫を増やすことも出来るらしい。介入する力は東方不敗からも一目置かれ、閉鎖空間とされた萌香の精神世界のみならず、月音が暴走した際には結界内にさえ潜入し、口付けにより月音の精神を引きずり戻し月音を救う。また、サキュバスの力の源は恋をすることであり、月音の萌香への告白を受け一度は心身共に疲弊することもあったが、口付けの際にずっと側にいると誓う。その後の巻末四コマでは月音の夢にみぞれと潜り子作りしようと企むが、裏萌香に見つかりこらしめられてしまう。
: コンセプトは「色気と純情」。普遍的な可愛さを描いた萌香に対し、作者の好みを反映したキャラ〔。
: アニメ版
: 1年時から月音や萌香と同じクラスになっており、席は月音の右斜め後ろ(萌香の右隣)。
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: 声 - こやまきみこ
: おかっぱ頭に先が折れたとんがり帽子、マントがトレードマークの天才魔女っ子。
: 髪色:黒 / 誕生日:3月3日 / 星座:魚座 / 身長:137cm / 体重:37kg / スリーサイズ:B71(A)・W52・H70 〔
: 魔女は人と妖の境界上の存在であることから、現在では人間からも妖からも半端者として差別を受けることが多く、かつては深い谷の奥の小さな結界の村で人間を敵視しながら暮らしていた。学園に入学してからもクラスメイトからは差別され、テストの成績はトップゆえに妬みから冷遇され、また悪戯を繰り返していたために周囲から孤立した状態となっていた。そんな中、萌香を見かけるうちに好きになり、萌香と共に月音にも襲われていた所を庇われ、かつ孤独から救ってくれたことで二人のことが大好きになる。
: 飛び級によりわずか11歳で入学してきたが歳相応の性格をしており、萌香や同じ魔女である瑠妃を見かけては抱きついて甘えている。度々自身の幼さを嘆くこともあり、胡夢とは女性的な魅力に関して競うことが多く、実はかなりの毒舌家。基本的に丁寧語で話し、語尾には「ですぅ」と付けるのが口癖。
: 1年の夏合宿で人間界を訪れた際には、その過去ゆえに人間を恐れ仲違いを起こす様子も見せるが、月音達と出会ったことを受け、種族が違えど歩み寄ることはできると認識するようになる。萌香と月音が結ばれることを望み、そこに混ざるのが夢なため、度々策を講じて騒動を起こす。
: 知識の豊富さと頭脳の高さはピカイチで、サポート役やいわゆる話の解説役を担うことが多い。オリジナルのマジカルアイテムを開発・調合することにも長けており、これまでに「ほれほれくん」「すくすくドロップ」「以心伝心」などを開発しては騒動を起こしてきた。主に鋼鉄のタロットカードタライを魔法で操り攻撃手段としていたが、東方不敗の元で修行をした際に召喚術をマスターし、御伽の国本部に潜入し西龍と交戦した際には、芳芳と連携し見事に倒す。前述の修行をはじめ芳芳との信頼関係を徐々に築いていっており、その後の巻末四コマによれば将来的には芳芳のパートナーとして補佐する姿が描かれている。
: コンセプトは「コテコテ魔女っ娘」〔。
: アニメ版
: 第1期第3話から登場。銀影より登場する順番が前になり、萌えチックな呪文を唱えたり、夏合宿で人間界に訪れた際には人間を恐れる描写はなくなり、孤立した原因も異なる。また、2年で月音と同クラスになった際には月音の右隣となる。
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: 声 - 釘宮理恵
: 肩の露出したパーカー調の服に、縞模様のニーソックスがトレードマークの雪女の美少女。
: 髪色:薄い紫 / 誕生日:12月7日 / 星座:射手座 / 身長:156cm / 体重:45kg / スリーサイズ:B83(C)・W56・H85 〔
: 幼い頃、雪女の里から人間の街を覗きに行くうちに一人の男の子と知り合うが、正体を告げるなり拒絶されたことから孤独感を覚えることが多くなる。入学当初も好きだった教師に襲われそうになり、正当防衛をしたところ逆恨みにより停学処分にされ、不登校に陥ってしまう。しかしその間に届けられていた陽海新聞は愛読しており、弱い者の視点から書かれている月音の記事に共感するうちに、次第に好意を抱く。2学期が始まると登校して来るようになるも、月音を巡って萌香達と、そして再びその教師との問題が発生。しかし月音により事件は解決し、それを機に心を改めるかのように髪を切る。
: 基本的に無表情で馴れ合いを好まないクールな性格。マイペースかつ少々ヤンデレのような面もあり、影から密かに見守っている事(ストーキング)も多いが、月音には赤面する様子を見せたり、子作りしようなどと大胆に迫ることもある。ハーレムには寛容ではあるが、あまりに手を出すと氷漬けにすると釘を刺している。成績は胡夢と同様に悪いものの、その冷静さから感情に走りがちな胡夢を制す場面が度々見られる。
: 1年時は入部しておらず正式な部員ではなかったが、月音の頼みもあって部の手伝いをしていたり、共に戦ったことなどからも次第に部員達とも打ち解け、2年進級時にけじめとして入部する。特に胡夢とは休校期間に秘密特訓の修行をしたことで仲を深め、雪女の里で人質として御伽の国に差し出され、酷く傷心した際も胡夢により慰められ、互いに絆を深めていく。また、仲間達に助けてもらったことからも、大切なものや守るべき居場所の存在を実感する。萌香に対しても友情が芽生えており、御伽の国との戦いでは、胡夢と共に命がけで萌香を助けようとする。そして雪女の性質や里の掟をうけ〔雪女の生殖期間は10代中頃から20代中頃と短く、里には種の存続のために雪女は17歳で成人とし、成人した者は預言により決められた者と見合いの上結婚せねばならないという掟が存在する。〕、雪女の里で月音に迫り全てを見せて以来、どこまでも月音についていくと心に決める。
: 正体を現すと手が巨大な氷の爪へと変化し、その爪で触れた物を一瞬で凍らせることができる。地中や空気中の水分を凍らせて作った刃で攻撃することもあり、本人そっくりの氷人形を作り操ることもできる。また、里の中で最も強い妖力を秘めた存在であるあるらしい。胡夢との修行では、タッグ技「白黒二重奏(シロクロ・デュエット)」と共に、無数の氷のクナイを放つ技「零理・流雹弾(れいり・りゅうひょうだん)」を体得する。いつも体を冷やすための手作り保冷用キャンディを咥えているが、今ではそれは仲間と過ごした時間の象徴と言っている。
: 和風とパンクを組み合わせ、不良っぽくキャンディーをくわえさせ、というようにビジュアルから作り上げられたキャラ。当初は1回きりのゲストキャラの予定だったが、作り込む内に自然とレギュラー化したという〔。
: アニメ版
: 第1期第7話から登場。1学期途中からの登場となり、魔女の丘や公安の話にも絡む。また、不登校の元凶となった教師との関わりがなくなったため、彼に纏わる話もなくなる。
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: 声 - 千葉紗子 / 伊藤静 (VOMIC)
: 両サイドを軽く結った長い黒髪と短い眉、ゴシック調の衣服がトレードマークのゴスロリ魔女
: 髪色:黒 / 誕生日・星座:不明 / 自称17歳 / 身長:165cm / 体重:47kg / スリーサイズ:B89(D)・W57・H87 〔
: 幼い頃、人間の街で遭った交通事故で両親を亡くし、お館様に引き取られて以来、人間やその文明を恨むことしかできなくなっていた。しかし月音達と出会ったことで、かつての「人も妖も分かり合えたら」という両親との想いを取り戻し、お館様の計画に疑問を抱き反発するようになる。裏切られたと思ったお館様により一度は吸収され共に死にかけるも、最後の最後で瑠妃の想いに気付いたお館様の力により、一命は取り留める。しばらくの療養生活の後、恩を返すために月音が屍鬼に堕ちた際、御子神と共に月音を救うために現れ、それ以来、御子神の下で学園のために働き、仕事の一環として共に過ごすようになる。
: 大人びた外見で落ち着いた雰囲気だが、どこか幼く天然な面もあり、密かに月音に想いを寄せている。学園のさまざまなバイトをこなしている。また、かなりマゾであり、月音との修行の際には如何なく発揮したり、たびたび迫ることもある。第二部の序盤には強盗団逮捕のご褒美として新聞部の顧問補佐に就任することも許可される。学内での仕事に合わせて衣装を手作りするなど、コスプレの趣味と手芸の才能も持つ。
: 変身魔法を得意とし、黒い翼を生やし刃のように変化させて攻撃することが多い。自らを鴉に変化させたり、鴉を使役したりすることも可能で、作者曰く(女性)部員の中では裏萌香の次くらいに強いイメージだという。魔具は第一部では杖だったが、第二部ではお館様の遺品である魔術書に変わっている。魔術書には幼い頃に取り組んだ様々なものの生成法が記されており、呪符を媒介にいつでもいくらでも呼び出すことができ、「創造する事典(トーキング・ブック)」と言われている。
: 御伽の国本部に潜入した際には、かつて自分を受け入れてくれた仲間のためにも、この身を盾にしてでも守りたいと幹部に一人で挑み、召喚や連鎖魔法、命と引き換えに能力値をはね上げる自縛系最上位禁呪「鋼鉄の乙女(アイアン・メイデン)」を唱え、見事勝利する。
: コンセプトは「ゴスロリ」。作者曰く描くのが一番大変なキャラクター〔。
: アニメ版
: 第1期第9話から登場。月音達との出会い・交流の段階から違い、またお館様が既に死んでおり、それを受け入れられずに暴走する設定なため、お館様が使った魔法(妖魔合身)も瑠妃が使用する。また、公安の話が二学期の話となったため、公安の件にも絡む。「いろいろあって・・・」が口癖で、性格は、マゾからネガティブ思考に変更されている。
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: 声 - 斎藤千和
: リボンで結んだツインテールに黒のニーソックス、ツンデレといった萌え要素を詰め込んだ妹キャラのバンパイア
: 髪色:オレンジ / 誕生日:11月3日 / 星座:蠍座 / 身長:149cm / 体重:40kg / スリーサイズ:B74(A)・W52・H68 / 月音達の1学年後輩 〔
: 朱染家四姉妹の末っ子で萌香の異母妹にあたり、かつての萌香=裏萌香限定のシスコン。萌香が封印されてからも襲っていればいつかは覚醒してくれると思い、萌香を追いかけては勝負を挑み、陽海学園にもそのために入学してきた。入学当初もそれは変わらずにいたが、裏萌香と再会して以降は萌香を襲うことはなくなっている。
: 表の萌香に対しては「''お姉ちゃん''」と呼び、当初はその弱く甘い様に呆れ果て嫌っている節さえ見えたが、次第にその様子はなくなり仲は良好になっていく。一方、裏萌香に対しては「''お姉さま''」と呼び、その強さと美しさに強い憧れと好意を抱いている反面、自分の弱さにコンプレックスを抱き、強くなりたい・認められたいと思っている。そのためか、ことある毎に修行をしたがる。当初はプライドが高く馴れ合いを嫌う素振りを見せるが、窃盗団や空手部との事件を通して新聞部の人柄に惹かれ、新聞部へ入部する。幼いだけで根は良い子であり、年上の人にもさん付けで呼ぶ。身体もまだ未発達で、空手部との一件以来ロリコンである灰次には気に入られている。また、よく画面の隅で寝ていることがある。
: 式妖であるバケバケコウモリのこーちゃんを武器に変化させて戦い、既に1年で最強と噂をされているが、バンパイアとしての戦闘力は裏萌香を始め姉達には遠く及ばず、刈愛亞愛には恐怖心さえ抱いている。実母である玉露からも辛くあたられ、強い劣等感を抱えながら育った。しかしその怪力は姉妹達の中でも上位らしく、また東方不敗の下での修行後、バンパイアとしての成長期を迎えたことで、御伽の国本部での戦いではリミッターを一つ解除した刈愛と互角以上に渡り合うまでに成長する。最後は自ら刈愛に止めを刺すことになるが、本当はみんなと仲良くしたかったと涙を流した。将来的に灰次と付き合うことになるが、互いに交際の意味をわかっておらず、共に修行し強くなることだと勘違いしている。
: 構想は登場以前からあったが、アニメ化に際し出して欲しいという要望の下、急遽固めたキャラ。そのためアニメ化がなければ、心愛も姉妹関係もこのような形では出ていなかっただろうとされる〔。
: アニメ版
: 第2期からの登場。より粘着質で破天荒な性格になっており、初登場の話では学園で暴れまわり、年上の部員をさん付けで呼ぶこともない。最後まで萌香を狙い続け、月音達と打ち解けることはなく新聞部には入部しない。課外授業などで萌香達が学園を離れた際には、あらゆる場所(高速道路、線路、雪山など)を自転車で追いかける。
:;
:: 声 - 子安武人
:: 心愛の式妖のバケバケコウモリ。雄。身長:40cm。キューと鳴く。
:: 変化が得意で、見たことがある武器になら何にでも化けられる能力を持つ。作中で見られる普段の姿は変化した仮の姿であり、本来は大型のコウモリ。ただし変化を解くのが嫌らしく、心愛でさえ本来の姿を見たことはない(巻末4コマでは心愛の頭の上で虫を食べる際にはおぞましい姿となった)。そのために「体重が100kg」もあり、武器に変化しても質量保存の法則から重さは変わらない。元々は萌香の10歳の誕生日に心愛がプレゼントとして贈ったものだが、あまりの重さとすでに心愛に懐いているという理由から遠慮され、現在に至る。
:: アニメ版
:: 心愛登場以前の第1期から登場し、言葉巧みに(語尾にでちゅ〜とつけながら)状況や用語の解説、登場人物へのツッコミ、裏萌香と敵の戦闘時間の計測などを務め、第2期では女性陣のパンチラなどを隠すための自主規制的な役割として活躍する。第2期第10話では美少年の転校生「伊集院光太郎(いじゅういん こうたろう)」として登場し、催眠術で学園の女子生徒などを自分の支配下に置くも、最後は裏萌香と心愛の二人に成敗される。尚、アニメのキャストクレジットでは、第2期までずっと「謎こうもり」で表記されている。
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: 声 - 関智一
: ヘアバンドと銀のチョーカー、胡散臭い関西弁が特徴的な新聞部唯一の先輩にして部長のウェアウルフ
: 髪色:黒 / 誕生日:7月8日 / 星座:蟹座 / 身長:182cm / 体重:68kg / 月音達の1学年先輩 〔
: 入学当初はかなり荒れており、「狂犬」と呼ばれ喧嘩に明け暮れていた。新聞部に入部したのも当初は帰宅部代わりという理由だったが、当時の部長であるの優しさに触れたことで真面目に取りくむようになり、悪事をはたらく公安九曜と対立。しかし燦の居ぬ間に襲撃を受けてしまい、廃部寸前にまで追いやられてしまうという過去を持つ。
: 美形ではあるが軟派な性格で、セクハラまがいの行為も度々行うため女性部員からはやや避けられている。初登場回では萌香を自分のものにするために月音を罠にハメようとするが失敗に終わる。公安の出来事があったせいか面倒ごとを嫌う傾向にあるものの、再度衝突した際には仲間のために駆けつけ力を貸すなど、実際は仲間想いの好青年である。後に燦が本命であることがわかり、燦を脅かす御伽の国の第七支部に単身乗り込むなどを見せる。また、自分に惚れて事件を起こしてしまった女性を庇ったり、月音の萌香への告白を聞いて傷心する胡夢を慰め気づかう一面なども見せる。
: 「瞬速の大妖」というウェアウルフの異名の如く非常に俊敏性に長けており、その速度は月の光が強いほど増す(満月時では裏萌香でさえ視認できない)。すれ違い様の一瞬で無数の打撃を加えたり、複数の敵を瞬時に蹴散らすなどその戦闘力は高く、御伽の国第七支部に乗り込んだ際には灰次と二人だけで壊滅させる。当初、巻を重ねるごとに登場頻度が減少したのも、作者曰く「強くし過ぎた」ため。しかし月音達も強くなって来て以降、出してもストーリーに絡めるだろうとされている〔。胡夢とみぞれに戦い方を教えた師匠でもあり、御伽の国本部に潜入した際には、満月時でもあったためか、灰次と二人で朱染の吸血鬼部隊を一時は圧倒する。学園を卒業後は胡夢の後押しもあり、燦のいる海辺の民宿で働き始めることになり、四コマでは初々しい姿を見せている。
: アニメ版
: 第1期第6話から登場。原作に比べ登場頻度が高いが、たいていは盗撮まがいのことをしている。しかしそのおかげ?か、みぞれの件では事件の真実を捉えた写真を撮った。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ロザリオとバンパイアの登場キャラクター」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 List of Rosario + Vampire characters 」があります。



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