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赤川氏 : ウィキペディア日本語版
赤川氏[あかがわし]

赤川氏(あかがわし、あかがわうじ)は、日本氏族
*安芸赤川氏 - 信濃国発祥で、後に安芸国に下向した一族は桓武平氏で、小早川氏の一族
*尾張赤川氏 - 尾張国織田氏に仕え、赤川景弘らを輩出した一族
== 安芸赤川氏 ==

=== 信濃国の領主から毛利氏家臣へ ===
相模国御家人であった小早川氏当主小早川茂平の子小早川忠茂は父から信濃国水内郡赤川村の所領を贈与され、その子の政忠の時に在名を取り赤川と称した。これが赤川氏の発祥である。赤川忠政の代に毛利時親の家臣となって、その安芸国下向に追従した。もしくは室町時代初期の応永15年(1408年)に室町将軍足利義満の命によって、下野国那須郡佐々山城から備後国に転封され、青嶽山青影城を築城したともされる(庄原市教育委員会ではこの説を採用している)。
その後は毛利氏の譜代家臣として仕え。戦国時代の当主赤川就秀大永3年(1523年)に毛利元就の毛利宗家相続を要請した宿老の中の一人にもなった。その後、毛利氏が尼子氏に従属した際にその人質として、光永秀時井上元貞出雲国月山富田城に赴いた。毛利氏と尼子氏の絶縁の際には、秘密裏に脱出して安芸国へと逃げ帰った。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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