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ジョンソン南礁[じょんそんみなみしょう]
ジョンソン南礁(ジョンソンみなみしょう、、(Chì guā jiāo、チーグゥァジァオ)、、)は、南シナ海 南沙諸島のユニオン堆(英語:Union Banks、)と呼ばれる堆の南西に位置する岩礁である。現在は中華人民共和国が実効支配し、海南省の一部としている。 == 概要 == 1988年3月14日、ベトナムが統治していたジョンソン南礁を中国が攻撃した(スプラトリー諸島海戦)。その結果、中国がこの地を統治下とし、海面すれすれの岩盤の上に「高脚屋」と呼ばれる木造の小屋を建てて領有権を主張した。後にはコンクリート等で建造物を建築し、「中国 赤瓜」、「祖国万歳」の文字を掲げている。 2010年3月にアメリカのスタインバーグ国務副長官とベイダー国家安保会議アジア上級部長が中国を訪れた際、中国政府は南シナ海を『自国の主権および領土保全と関連した「核心的利害」地域』と見なしているとの立場を、公式に通知している。 中国は少なくとも2012年からこの岩礁の埋め立てを行っているとされ〔中国、岩礁埋め立てを活発化…建物にヤシの木も : 国際 読売新聞(YOMIURI ONLINE)、2014年8月28日〕、2014年7月には陸地面積が大幅に拡大するとともに、新たに護岸や桟橋、宿舎と見られるコンテナ形の施設が建設され、宿舎前にはヤシが植栽されていることが確認されている〔中国が南沙埋め立て拡大 大型建機・作業員宿舎を確認 MSN産経ニュース、2014年8月29日〕〔中国の軍事施設か 南沙諸島に次々建設 比軍が撮影 朝日新聞、2014年8月29日〕。また、2015年10月9日には、中国交通運輸部がこの礁に建てられた灯台の完成式典を行っている〔【南シナ海問題】南沙諸島での灯台建設さらに進める 中国外務省 産経ニュース、2015年10月10日〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ジョンソン南礁」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Johnson South Reef 」があります。
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