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赤色矮星 : ウィキペディア日本語版
赤色矮星[せきしょくわいせい]

赤色矮星〔(せきしょくわいせい、〔)とは、主系列星の中で特に小さい恒星のグループ。主にスペクトル型M型の主系列星を指すが、低温のK型主系列星の一部を含めることもある。
== 特徴 ==

主系列星質量が小さいものほど以下の特徴を強く示すようになる。
* 直径が小さい
* 表面温度が低く、放つ光が赤みを帯びる(黒体を参照)
* 明るさが暗い
* 恒星としての寿命が長い
赤色矮星は主系列星の中でも特に質量が小さく、これらの特徴が顕著である。また、赤色矮星は活発なフレア活動を示す傾向があり、閃光星と呼ばれる変光星に分類されるものが多い。
赤色矮星のサイズや明るさは様々である。太陽系に最も近い恒星のプロキシマ・ケンタウリは、質量・半径がともに太陽の7分の1程度、可視光での明るさは1万8000分の1に過ぎないが、比較的大型の赤色矮星であるラランド21185は、質量・半径ともに太陽の半分弱、明るさは180分の1に達する。
最小の赤色矮星の質量は太陽質量の8%程度である。これより質量の小さい天体は、中心部の温度が上がらずに軽水素核融合反応を起こせない。このような天体は恒星ではなく褐色矮星に分類される。赤色矮星の質量の上限は明確ではなく、最も大きい赤色矮星と、最も小さい赤色矮星以外の主系列星との間には本質的な違いはない。
赤色矮星は宇宙で最もありふれた恒星でもある。個数ベースで見ると、太陽近傍にある恒星と白色矮星のうちM型の赤色矮星が6割を占め、白色矮星を除くとその割合は8割弱に達する。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「赤色矮星」の詳細全文を読む



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