翻訳と辞書
Words near each other
・ 赤道ギニアの音楽
・ 赤道ギニアの首相一覧
・ 赤道ギニア亡命政府
・ 赤道ギニア共和国
・ 赤道ギニア国民民主連合
・ 赤道ギニア国立大学
・ 赤道ギニア民主党
・ 赤道ギニア海軍艦艇一覧
・ 赤道ギニア進歩党
・ 赤道低圧帯
赤道偏東風
・ 赤道傾斜角
・ 赤道儀
・ 赤道儀式架台
・ 赤道反流
・ 赤道坂
・ 赤道変性
・ 赤道大紀行
・ 赤道小町ドキッ
・ 赤道州 (コンゴ)


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

赤道偏東風 : ウィキペディア日本語版
貿易風[ぼうえきふう]

貿易風(ぼうえきふう、、、)は、亜熱帯高圧帯から赤道低圧帯へ恒常的に吹く寄りののこと。
== 歴史 ==
は、貿易のために帆船がこの風を利用して海を渡ったことに由来するといわれているが、実際は以下のような意味である。
もともとは「決まった経路を吹く風」という意味であった。中世後半の英語中英語)において trade〔中世の低ザクセン語である中低ドイツ語 treadからの借用語。〕 は、現在の英語で言う path や track 、つまり、経路や通り道を意味しており、貿易とは無関係の用語であった。この頃の航海者の間では "the wind blows trade" (風は決まった経路を吹く)という言葉が使われていた。
しかし、18世紀になり、大西洋を横断していたイングランド商船団の間でこの言葉が重要視されるようになると、やがて trade は foreign commerce (外国との商業的取引)と同じ意味を持つようになった。この用法は市民や言語学者の間にも浸透し、現在に至る〔"Trade-Wind", "Oxford English Dictionary" (オックスフォード英語辞典), Second Edition, p.225.〕。
本来の意味からすれば、恒風や恒向風といった訳語が考えられる。また、恒信風、熱帯東風といった別名もある。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「貿易風」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Trade wind 」があります。



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.