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赤道傾斜角[せきどうけいしゃかく] 赤道傾斜角(せきどうけいしゃかく)とは惑星や衛星など、自転しつつ公転運動する天体の軌道面と赤道面のなす角である。自転軸と公転軸のなす角に等しいため、自転軸傾斜角とも言う。この角は、自転と公転の軸のずれを表す。英語ではaxial tilt、axial inclinationあるいはobliquityと呼ぶ。 似た語として軌道傾斜角があるが、軌道傾斜角は天体の軌道面の傾きを表す別の量である。 == 概要 == 赤道傾斜角は0度から180度の範囲の値をとる。赤道傾斜角が0の場合、その天体の自転軸は軌道面に垂直である。赤道傾斜角が90度の場合にはその天体の自転軸は軌道面に対してちょうど横倒しとなっている。赤道傾斜角が90度を超える場合はその天体は倒立している、つまり南極を軌道面の北側に向けており、軌道面の北側から見た時の自転の向きが逆転して時計回りの回転になっていることを表す。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「赤道傾斜角」の詳細全文を読む
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