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走塁妨害[そうるいぼうがい] 走塁妨害(そうるいぼうがい)とは、野球で、走者が野手に走塁を妨害されたことによって適用されるルールである〔2009公認野球規則2.51〕。英語では''Obstruction''といい、日本でも審判員が「オブストラクション」と宣告することがある。 == 概要 == 野手は、「ボールを持って走者をアウトにしようとする」ときや「打球や送球を処理する」ときを除いて、走者のために走路を譲らなければならない。走路を譲らなかったために走塁を妨げると、走塁妨害となる。ここで「打球や送球を処理する」とは、打球や送球が野手に向かってきていて、これを捕球しようとするための動作、もしくはボールをつかんで送球し終わるまでの動作をいう。したがって、例えば、内野ゴロに野手が飛びついたが結局捕ることができず、そのまま横たわっている状態で走者の走塁を遅れさせた場合には走塁妨害となる〔2009公認野球規則2.51【原注】〕。 野手が打球を処理しているときは野手の守備が優先であり、走者が野手を避けなければならない。このような場合に野手と走者が接触したときは、故意と偶然とに関わらず、原則として走者の守備妨害となる。 野手が投げた送球が故意ではなく誤って走者に当たった場合はボールインプレイであり、走塁妨害・守備妨害のいずれにもあたらない。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「走塁妨害」の詳細全文を読む
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