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超硬度ナノチューブ[ちょうこうどなのちゅーぶ] 超硬度ナノチューブ(Superhard phase composed of single-wall carbon nanotubes 略称:SP-SWNT,SP-SWCNT)は単層カーボンナノチューブ(SWNT)を高圧下で圧縮して生成される物質。ダイヤモンドと同程度の硬さを持つ導電体。
== 性質 == ナノインデンター硬度測定法を用いた硬さは62-150GPaで圧力によって異なる。これは同法を用いて測定されたダイヤモンド(100)面の150GPaから立方晶窒化ホウ素(100)面の62GPaの間の硬さである。よって最大値はダイヤモンドと同程度の硬さと言える。圧縮率は462-546GPaであり、ダイヤモンドの420GPaを超える。〔産業技術総合研究所 ナノチューブを利用して新超硬度相カーボンプレートの合成に成功 〕 なお、SP-SWNTの熱伝導率や電気伝導率などの特性は研究途上で不明であり、単層カーボンナノチューブ以外のカーボンナノチューブ(MWNTや高純度配向性CNT)を用いた特性も不明である。 同種の製法によって生み出された関連物質にハイパーダイヤモンドなどがある。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「超硬度ナノチューブ」の詳細全文を読む
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