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越中駒ヶ岳[えっちゅうこまがたけ]
越中駒ヶ岳(えっちゅうこまがたけ)は、富山県魚津市と黒部市にまたがる飛騨山脈(北アルプス)立山連峰の北端に位置する標高2,002mの山である〔地元では単に駒ヶ岳と呼ばれる。〕。山頂から南東部が中部山岳国立公園の特別地域、南斜面の一部がその普通地域に指定されている〔1934年(昭和9年)12月4日 に一部の山域が中部山岳国立公園に指定された。 中部山岳国立公園区域の概要 環境省、2011年1月29日閲覧。〕。 == 概要 == 入善町の市街地方向から後立山連峰を左に見て、右側にこの山容が望める。駒ヶ岳、北駒ヶ岳(前駒ヶ岳)、僧ヶ岳、烏帽子山と並んだ姿が美しく、春の雪解けの頃に駒の雪絵が見られる〔僧ヶ岳と駒ヶ岳 黒部・宇奈月温泉観光協会、2011年1月29日閲覧〕。この方向からは、駒ヶ岳と北駒ヶ岳の双耳峰が望める。 山名の由来は、北駒ヶ岳の斜面に現れる駒の雪絵で 〔『新日本山岳誌』 日本山岳会(著)、ナカニシヤ出版、2005年、ISBN 4-7795-0000-1、pp901-902〕、黒部川より東でよく見える。 2,000mを超える高山であるが、麓から眺めると前衛の僧ヶ岳の巨大な山容に隠されて、富山平野からは大変見えにくい。上市町と富山市を結ぶ線より西では僧ヶ岳の右側に遠景で小さく見えて、毛勝三山、剱岳、立山三山と比較して目立たない。 また、黒部川より東からはよく見えるが、地番のある魚津市や旧黒部市からはほぼ見えない。新黒部市となった宇奈月町の黒部川右岸、舟見台地からは雪絵も山容もよく見える。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「越中駒ヶ岳」の詳細全文を読む
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