翻訳と辞書 |
越川和彦[こしかわ かずひこ] 越川 和彦(こしかわ かずひこ)は日本の外交官。外務省国際協力局長、外務省大臣官房長を経て、駐スペイン特命全権大使。 == 人物 == 千葉県出身。1980年に一橋大学法学部を卒業し、外務省入省。研修言語はスペイン語。また大学時代一年間休学し、シベリア経由で、ヨーロッパ諸国を一年間遊学した〔松島みどり「アフリカに私と同年代の抜擢大使3人 」〕。 2000年に森内閣の内閣副広報官を務め、外国プレスの報道対応をした後〔日本経済新聞2000年4月6日〕、在ニューヨーク日本国総領事館に赴任した1ヵ月半後の2001年9月11日にアメリカ同時多発テロ事件に遭遇し、広報センター長として事態の対処にあたった〔松島みどり「アフリカに私と同年代の抜擢大使3人 」〕。のちに『外交フォーラム』誌に「同時多発テロ、直後の四八時間」、「9・11ニューヨーカーの反撃」という記事を寄稿している〔「同時多発テロ、直後の四八時間(特集 国際テロリズム)」外交フォーラム17(9)(通号194)、2004年9月)、「9・11 ニューヨーカーの反撃」(創刊20周年記念)外交フォーラム(2008/10/08発売号、通号244号)〕。 中南米局にある二つの課の両方の課長、経済局政策課長や、渡辺博史、篠原尚之財務官の下で副財務官を務めたのち、2008年、北海道洞爺湖サミットで政府がアフリカ重視の姿勢を示したことから、通常より若い年次でアフリカに大使を赴任させようという日本・アフリカ連合(AU)友好議員連盟会長の森喜朗(元総理大臣)の発案を受け、アフリカ最大の産油国のひとつである駐アンゴラ大使に就任した。同様に、同年英語研修の片上慶一(欧州局参事官)が英語圏の駐ガーナ大使に、最年少のフランス語研修の岡村善文(ウィーン国際機関政府代表部公使)が、フランス語圏の駐コートジボワール大使に就任した〔朝日新聞2008年07月25日〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「越川和彦」の詳細全文を読む
スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース |
Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.
|
|