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越後鉄道18形蒸気機関車 : ウィキペディア日本語版 | 国鉄1720形蒸気機関車 1720形は、かつて日本国有鉄道およびその前身である鉄道省に在籍したタンク式蒸気機関車である。 == 概要 == 元は、越後鉄道が1925年(大正14年)にの日本車輌製造で2両(製造番号144, 145)を製造した、2気筒単式で飽和式、車軸配置0-6-0(C)のサイド・ウェルタンク式25t級蒸気機関車である。越後鉄道では18, 19と称したが、1927年(昭和2年)の国有化によって鉄道省籍に編入され、1720形(1720, 1721)と改番された。本形式は、同時に発注された大小5両のうちの小さい方で、主に弥彦線での運用を想定したようである。制動装置は、手ブレーキと真空ブレーキであったが、真空ブレーキは国有化後に空気ブレーキに改造され、空気圧縮機と空気タンクが煙室側部のランボード上に増設された。固定軸距は、1,150mm+1,150mmの2,300mmである。 国有化後は、10年あまりそのまま越後線で使用されたが、その後は稲沢、敦賀、美濃太田等で入換用とされ、あるいは私鉄への貸し渡し用となった。廃車は1950年(昭和25年)3月で、そのうちの1両(番号不明)が信越化学工業武生工場に譲渡されている。
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