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越智 道雄(おち みちお、1936年11月3日 - )は、英語圏政治/文化研究者、翻訳家、明治大学名誉教授。 愛媛県出身。1965年広島大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学、1966年玉川大学文学部助教授、1970年明治大学商学部助教授、1975年教授、2007年定年退職、名誉教授。 1983年ザヴィア・ハーバート「かわいそうな私の国」で日本翻訳出版文化賞、1987年ローズマリー・ハリス「遠い日の歌が聞こえる」翻訳で産経児童出版文化賞受賞。 多元文化国家アメリカ論で多数の著書がある。他にオーストラリアを中心にカナダ・ニュージーランド・南アを含めた「英語圏新世界諸国」をアメリカとエコーさせる視点での論考、アメリカを中心とする多数の翻訳に加えて児童文学・ミステリ・SFの翻訳がある。日本ペンクラブ理事、同国際委員長、オーストラリア・ニュージーランド学会会長などを務めた。現在、日本翻訳家協会評議員。 == 著書 == *『遺贈された生活』(小説)冬樹社 1977 *『新世界の文化エトス オーストラリアの場合』評論社 1984 *『アメリカン・ボディ 多民族社会を維持するための抗体活動』言叢社 1986 *『アメリカ「60年代」への旅』朝日選書 1988 *『カリフォルニアの黄金 ゴールドラッシュ物語』朝日選書 1990 *『英語の通じないアメリカ』平凡社 1990 *『アメリカが見えてくる 「事件」と「映画」のなかの文化多元主義』サイマル出版会 1995 *『<終末思想>はなぜ生まれてくるのか ハルマゲドンを待ち望む人々』大和書房 1995 *『アメリカ異端のヒーローたち “非正統派"英雄の系譜』荒地出版社 1995 *『エスニック・アメリカ 民族のサラダ・ボウル、文化多元主義の国から』明石書店 1995 *『孤立化する家族 アメリカン・ファミリーの過去・未来』時事通信社 1998 *『ワスプ(WASP) アメリカン・エリートはどうつくられるか』中公新書 1998 *『オーストラリアを知るための48章』明石書店(エリア・スタディーズ)2000 *『アメリカ映画の暗号を読み解く 人種のカオス編』アルク新書 2000 *『アメリカ映画の暗号を読み解く 迷走する大国編』アルク新書 2000 *『幻想の郊外 反都市論』青土社 2000 *『21世紀のアメリカ文明 文化戦争と高度管理社会』明石書店 2002 *『ブッシュ家とケネディ家』朝日選書 2003 *『日米外交の人間史 黒船から経済摩擦まで』中公新書ラクレ 2003 *『ジョン・F・ケリー』宝島社 2004 *『秘密結社 アメリカのエリート結社と陰謀史観の相克』ビジネス社 2005 *『オーストラリアを知るための55章 第2版』明石書店 2005 *『アメリカン・エスタブリッシュメント』NTT出版レゾナント 2006 *『新ユダヤ成功の哲学 なぜ彼らは世界の富を動かせるのか』ビジネス社 2007 *『なぜアメリカ大統領は戦争をしたがるのか?』アスキー新書 2008 *『誰がオバマを大統領に選んだのか』NTT出版、2008 *『アメリカ合衆国の異端児たち』日経プレミアシリーズ新書 2009 *『大英帝国の異端児たち』日経プレミアシリーズ新書 2009 *『オーストラリアを知るための58章 第3版』明石書店 2010 *『ジョージ・ソロス伝ーー3つの顔(ペルソナ)を持つ男の人生と仕事』李白社/発売 ビジネス社 2012 *『大統領選からアメリカを知るための57章』明石書店 2012 *『ニューヨークからアメリカを知るための76章』明石書店 2012 *『覇権国家アメリカの中国「新・封じ込め」戦略の全貌』李白社 2013 *『カリフォルニアからアメリカを知るための56章』明石書店 2013 *『ケネディ家の呪い』イースト新書 2013 *『アメリカを動かすスコッチ=アイリッシュ 21人の大統領と「茶会派」を生みだした民族集団』明石書店 2014 *『オバマ「黒人大統領」を救世主と仰いだアメリカ』明石書店 2014 *『ヒラリー・クリントン 運命の大統領』朝日新書、2015 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「越智道雄」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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