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趙公明[ちょうこうめい] 趙公明(ちょうこうめい)は道教の神。黒面で黒虎に跨り金鞭を持つ姿で知られ、現在では元帥神・財神としてのイメージで有名である。来歴の古い神で、古くは疫病を司る瘟神として扱われており、六朝時代の道教経典『真誥』や志怪小説集『捜神記』でその性質が見られる。 財神で黒面という共通点などを理由に、インドのマハーカーラ神、即ち大黒天が変じたとする説もある。 == 捜神記での趙公明 == 『捜神記』5巻には、病を患い死期の迫った王祐という人物の元に、男が現れる話が収録されている。王祐は男から得度簿(冥土入りの人物の名を記した帳簿)の係を勧められたが、男が幽鬼だと察した王祐は、残される老母の世話を見る者がいないことを理由に断る。王祐の孝行心に感動した男は、彼の病が治るよう祈祷をし、赤い筆を渡して去っていった。「」と、この頃、上帝は趙公明、鐘士季など三将軍に鬼を督し、下界の人間の命を奪わせるという妖書が流布していたという。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「趙公明」の詳細全文を読む
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