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足利藤政 : ウィキペディア日本語版
足利藤政[あしかが ふじまさ]

足利 藤政(あしかが ふじまさ)は、安土桃山時代武将。第4代古河公方足利晴氏の三男とされる。
永禄年代末期までの動向は詳細不明だが、兄の藤氏や弟等と一緒に行動していた可能性が高いと推定されている。また、名前の「藤」の字は、長兄・藤氏同様、将軍足利義藤(後の義輝)より偏諱を賜ったものである。
藤氏死後、その実質的な後継者として安房国にて里見氏の支援を受けながら佐竹氏宇都宮氏などの北関東諸氏に働きかけて復権運動を行っている。
その後は元亀3年(1572年)12月までは生存が確認されるが、それ以降の動向は不明。一説には天正2年(1574年)の第三次関宿合戦の際に後北条氏によって自害させられたともいわれるが定かではない〔天正3年4月24日付上杉謙信願文(『上杉家文書』)において、上杉謙信が北条氏政を非難する文言の中で、氏政が父・氏康の遺命に背いて自害させたとしている「東将軍」を足利藤政とする説が田中義成以来の通説として行われているが、「東将軍」を藤政に比定することや自害そのものが事実であるのか疑問も出されている。〕。
== 脚注 ==


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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