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路肩(ろかた、英: ''Shoulder'')は、道路の主要構造部を保護し、又は車道の効用を保つために、車道、歩道、自転車道または自転車歩行者道に接続して設けられる帯状の道路の部分をいう。道路法令(道路構造令)の用語のひとつ。なかでも道路構造令に細かく規定されている。 また道路(舗装構造)を保護する目的のもので、舗装されていない部分を保護路肩という。 == 路肩の一般的な規定 == 道路構造令第八条2では車道の左側に設ける最低限の路肩の幅員が決められている。大まかに言えば、地方部の高速自動車国道および自動車専用道路にあっては交通量が多い道路では2.5m(条件により最小1.75m)で少ない道路では1.75m(条件により最小1.25m)、都市部の高速自動車国道および自動車専用道路にあっては1.25m、地方部の一般道では交通量が著しく多い道路では1.25m(条件により最小0.75m)で交通量が比較的多い道路では0.75m(条件により最小0.5m)・交通量が少ない道路では0.5m、都市部の一般道では0.5mとなっている。 道路構造令第八条4では車道の右側の路肩の幅員も定められている。 道路構造令第八条7では「歩道、自転車道又は自転車歩行者道を設ける道路にあつては、道路の主要構造部を保護し、又は車道の効用を保つために支障がない場合においては、車道に接続する路肩を設けず、又はその幅員を縮小することができる。」とされており、歩道と車道との間の路肩を既定の幅員より縮小したり、もしくは設けないことも状況によっては可としている。この状況での路肩は車道外側線と関連してくる。 しかし、このようにはっきりとした路肩を設けられない場合もあるため、そのような道路においての路肩は車両制限令第九条により定義と通行の制限が行われている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「路肩」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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