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踏切警報機[ふみきりけいほうき]
踏切警報機(ふみきりけいほうき)とは、踏切において道路を通行する歩行者や車両運転者等に対して音と光によって列車が接近していることを警告するために用いられる警報装置のことである。一般的には車両の進行方向に対して通行車線側(つまり左側通行であれば左側)の路側に設置されている場合が多い。 == 制御方式 == 鉄道に関する技術上の基準を定める省令によると「連続閉電路式又はこれと同等以上の性能を有する制御方式であること」とある。連続閉電路式というのは、警報開始点から警報終止点まで列車を閉電路式軌道回路にて連続的に検知し、制御を行うということである。これには種類があり、直流・パルス・AF・商用周波数(交流)が使用され、非電化区間では直流又はパルスが使用され、直流電化区間ではAF又は商用周波数が使用される。また、商用周波数では信号用の商用周波数を使用して、接近検知器又は接近リレーを作動させて検知する方式と専用の軌道回路を設置して検知する方式がある〔これは、直流電化区間で信号用軌道回路が設置されていない、軌道線の専用軌道での踏切で使用されている。〕。これ以外には点制御式というものもあり、軌道回路を使用しでチェックイン(警報開始点)およびチェックアウト(警報終止点)のみ列車検知を行い、制御を行う。なお、チェックイン(警報開始点)は閉電路式軌道回路、チェックアウト(警報終止点)は開電路式軌道回路による検知である。これはAFの他に8500-10500Hzの間の周波数が使用され、非電化・電化区間の方式に関係なく使用されており、どの制御方式についても、フェールセーフの原則を基に運用されている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「踏切警報機」の詳細全文を読む
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